アブラナ科アブラナ属の野菜を総称する「菜花（なばな）」。「菜の花」や「花菜（はなな）」とも呼ばれ、白菜や小松菜、キャベツなどのアブラナ科の野菜に咲きます。つぼみや花茎を食用にし、旬は2月頃から3月にかけての春一番。JA全農広報部の公式ツイッター（@zennoh_food）は菜の花のシンプルな調理法を投稿し、9000件超の“いいね”を集めて話題になっています。

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オリーブオイルを引いたフライパンで焼いて塩コショウするだけ

　2月頃からスーパーマーケットなどの店頭に並び始める菜の花。栄養価が高いことでも知られ、中でも皮膚や粘膜を強くしてウイルスなどの侵入を防ぐ効果が期待できるβカロテンが豊富です。また特徴的なものとしては、抗酸化作用が期待できる苦味成分のケンフェロールと辛味成分のイソチオシアネートがあります。

　一般的な食べ方はつぼみ部分を使った和え物やおひたしですが、全農の公式ツイッターは茎部分までおいしく食べられる調理法を紹介。投稿は9000件以上の“いいね”を集めています。

　その調理法はとてもシンプル。オリーブオイルを引いたフライパンで焼き目がつくまで焼いて、あとは塩コショウするだけです。「焼き目をつけることで、ほろ苦風味に香ばしさがプラスされる感じです」とポイントをアピールしています。

　リプライ（返信）には「いつもゆがいているけどこういう食べ方もあるのね」「茹でなくていいんですね」「菜の花はからし和えしか作ったことないです」といった驚きの声が。

　また「ニンニクとベーコンでオリーブオイル炒め塩黒コショウするのが1番好きです！」「ぽん酢をサラッとかけるのも美味しいよ」など、アレンジのアイデアも。さらに「菜の花はスパニッシュオムレツに入れるのも好きです」「お味噌汁にポイッと入れるのも好き」「菜の花のペペロンチーノも大好きです」など、他のおすすめ調理法も多く寄せられていました。

「菜の花はゆがくもの」というイメージから、手間を考えて敬遠しているという人も多いでしょう。今回の調理法は「あと一品！」の時も重宝してくれるはず。また、食材の味や風味をダイレクトに感じることができますよ。

（Hint-Pot編集部）