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スポーツジム代を節約する方法はある? お金の専門家と考える“お得”な運動習慣
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オンラインフィットネス:タイムパフォーマンスも優秀
コロナ禍で在宅時間が増えたことから、オンラインでできるトレーニングやジムも増えました。自宅でのオンライントレーニングは移動時間がかからず、着替えやシャワーなども楽なので、コストパフォーマンスに加えてタイムパフォーマンスも優れています。一般的なオンライントレーニングには以下の種類があります。
・ビデオレッスン型:あらかじめ録画されたトレーニングを行う
・ライブレッスン型:リアルタイムでトレーニングを行う
・パーソナルトレーニング型:リアルタイムでトレーナーと1対1のトレーニングを行う
通うタイプのジムより安価なものもあるので、あまりまとまった時間が取れない、通う時間がないという人は、時間とお金の節約ができるかもしれません。
自分でトレーニングをする:何といってもコスパは最高
いろいろ種類があるジム。手続きが面倒で「固定費」にもなるため、行かないという選択肢もあります。自分で志をしっかりと持ってトレーニングをするという方法です。
家の周りを走る、動画などを利用してトレーニングする、買う前に必要な機材をお試しでレンタルするなど、いろいろな方法があります。勢いで決めずに取り組めば、何といってもコスパは最高でしょう!
健康体を維持することは「生涯に通ずる節約」
今回はジムについて考えてみましたが、皆さんのライフスタイルとお財布に合った、無理のないトレーニングがベスト。「健康に勝る節約はない」といえるほど、健康は体も財布も整えてくれます。
人生100年の時代ではありますが、厚生労働省によると令和元年の健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は男性72.68歳、女性75.38歳。若いうちから運動の習慣をつけて健康を維持し、食生活はもちろん適度な運動で健康増進につなげると節約にも貢献します。トータル的にどんな方法が自分に合っているのかよく見極めて、2023年の体と懐具合の調子を整えましょう!
(橋浦 多美)
橋浦 多美(はしうら・たみ)
1973年11月3日、宮城県仙台市生まれ。フリーアナウンサー、ファイナンシャルプランナー。会社員からフリーランスに転身した時にお金の大切さを知り、勉強を始める。現在はファイナンシャルプランナーや宅建士、証券外務員などの資格を取得し、「しゃべれるファイナンシャルプランナー」として、セミナーやラジオにも出演。家計のモットーは「見栄は張らずに、財布が張る家計」。プライベートでは双子男児の母として、出費が一気に2倍になる教育費と格闘中。著書に「四畳半経済のススメ~コンパクトな家計を実現する87のコツ~」(ゴマブックス刊)などがある。