漫画
保育器の前でマシンガントーク1時間半 愛あふれるパパの漫画にほろり「真のイケメン」
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「やっと会えたママを育児の主役に?」 パパの真意を推察
たくさんの人の涙腺を刺激した漫画について、作者のふくふくさんに詳しいお話を伺いました。
Q. お隣のパパを見て、マシンガントークを真似してみたことはありますか?
「さすがに1時間半はもちませんでしたが(笑)、おむつ替えの間はずっと話しかけたりしていました。ポジティブな声がけをしていると、自分の気分も上がってきます。その数年後、ママ友に『赤ちゃんの頃、おむつ替えの間ずっと話しかけてあげていて、すごいなって思ってた』と言われ、話しかけ続けるって簡単なことではないよな……と改めて思いました」
Q. マシンガントークのパパはママとNICUに来ると無口でした。今振り返って、それはなぜだと思いますか?
「子育ては夫婦2人でするものですが、この時に関しては、ママは産んですぐに赤ちゃんと離れ離れになり、お世話どころかそばにいることもできず、歯がゆかったのではないかと思うんです。なので、やっと会えたママを育児の主役にして、自分はママのサポート役に徹しようと考えていたのではないかと……あくまでも想像ですけれど」
Q. NICUで感動した他の思い出はありますか?
「退院する時、息子の写真がいっぱい貼られた手作りのメッセージカードをいただきました! 息子がいたNICUは会える時間が限られていたので、私が知らない息子の顔をいっぱい知ることができ、とてもうれしかったです!」
Q. 心に残った読者の感想や、感想を読んで気がついたことはありますか?
「『こんなパパ素敵!』『うらやましい!』というママさんたちの声も多かったですが、『尊敬する』『自分もこうありたいと改めて思った』などの、パパさんたちの声もあったのが印象的でした。また、お子さんがNICUに入っていたという親御さんが、当時と重ねて読んでくださったというお声もありました」
今回のエピソードは、しぃくんがNICUに入ったことで生まれました。そこに至るまでの理由は「妊娠したら目が見えなくなった話」として漫画化されています。ふくふくさんのブログでまとめ読みできるので、ぜひご一読を。
(Hint-Pot編集部)