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電気代が高騰! 今すぐチェックできるエアコン節電術5つ NG行動は“あるある”?

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

間違ったエアコン節電術 2つのポイントを指摘

節約アドバイザーの西田奈緒美さん【写真提供:株式会社Wiz】
節約アドバイザーの西田奈緒美さん【写真提供:株式会社Wiz】

 以上のポイントを見直すだけで、日々の節電もぐっとはかどるはず。でもそこで「あれ、いつもやっている方法がない……」と思った人はいませんか? 西田さんは間違った節電術として、「弱運転を選んでしまう」「つけたり消したりを繰り返す」の2つを挙げます。

○その1:弱運転を選ぶ
 エアコンは控えめに使うと消費電力も小さいのでは……と思ってしまうかもしれませんが、これはよくある誤解。部屋が温まるまでに時間がかかると、逆に電力を多く消費してしまう可能性が高いそうです。

「弱運転ではなく、エアコンは『自動運転』モードを選ぶようにしましょう。自動運転は効率的に室内を設定温度に保つことができる機能なので、電気代を節約したい場合は積極的に活用することをおすすめします」

○その2:つけたり消したりを繰り返す
「電気のスイッチはまめに切る」という言葉が身に染み付いていると、エアコン使用時も同じようにつけたり消したりを繰り返してしまうことが。でもエアコンの消費電力は、電源を入れた直後が最大のため、結果的には節電と真逆の結果になってしまいます。節電のためには「室温をなるべく一定に保つ」ことが重要なのだそうです。

「30分~1時間程度の外出であれば、つけっぱなしにしておくのがおすすめです。特に真冬は外気温と室内のエアコン設定温度の差が大きくなりやすく、部屋を温める際に多くの電力を消費します。短時間でオン・オフを繰り返すのは控えましょう」

 何となく節電になると思っていた方法も、今こそその信憑性を確認する時期です。請求書や引き落とし金額を見て頭を抱える前に、今すぐチェックしてみてはいかがでしょうか。

◇西田奈緒美(にしだ・なおみ)
「家計のせつやくカフェ」(東京都豊島区南大塚3-11-9 増原ビル1F)代表。節約アドバイザー。2012年から、回線をはじめとするインフラ提案の法人営業に従事。2022年6月21日に株式会社Personalの「家計のせつやくカフェ」の運営責任者へ抜擢される。現在、店舗内にて店舗オーナー兼「家計の節約アドバイザー」として活躍。

(Hint-Pot編集部)