仕事に育児に大忙し。たまには夫婦の時間を持とうと、プロジェクターを使って映画鑑賞をしようとしたところ、思いがけない悩みにぶち当たってしまったというエッセイ漫画がツイッターで3600件超の“いいね”を集め話題になっています。作者のパパ頭（@nonnyakonyako）さんに詳しいお話を伺いました。

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ポップコーンにコーラ　準備は万端だけど…

　5歳の長男ににくんと2歳の次男ととくん、そして愛する配偶者さんとのほのぼのとした日常を、かわいらしい絵柄でユーモアたっぷりに漫画で綴っているパパ頭さん。都立高校の教師として働きながら、発表している育児漫画は大人気で、ツイッターのフォロワーは9.5万人にも及びます。そして3月1日（水）には、ににくんとととくんが誕生以来、コツコツと描き溜めてきた育児漫画を収録した「パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話」（KADOKAWA刊）が出版されるのだとか。

　最近注目を集めたのも、そんな妻子への愛がたっぷり詰まったエピソード。いつも明るい配偶者さんがどこか退屈そうな様子から始まります。そして「いっちょぶちあげるか」の一言とともに、リビングが大変身！　何とプロジェクターが設置されていたのです。

　パパ頭さんは「何かシアタールームみたいのできた!?」とびっくり！　それをよそに、配偶者さんは「でもまだ何かが足りない」と満足しない様子でした。そこで持ってきたのが、ポップコーンメーカーで作ったポップコーン。さらに、映画に欠かせないドリンクまで出てきます。

　こうして「子どもたちはぐっすり　2人きりのパーティーだ!!」と準備万端でソファに着席する配偶者さんとパパ頭さん。ところが、配偶者さんは突然「……ヤバイ」と冷や汗をかき始めました。何とその理由はあまりに意外なもの。「普段映画観ないからこの状況に合う作品がまったく分かんない!!」というのです。

　パパ頭さんが「映画教えて」と問いかけた漫画はツイッターで注目を集め、3600件超の“いいね”を集めました。また、リプライ（返信）には「奥様の行動力が素敵！」「そんな使い方が！　購入を検討してみたいと思います」といった声や、おすすめの映画作品名がたくさん並びました。

　ちなみに、プロジェクターは夫婦2人だけでなく、子どもたちが風邪をひいた時にも活躍しているそう。「便利」だというその方法もおまけとして描かれています。