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からだ・美容

花粉症は早めの対策が肝心 風邪との見分け方は 医師が解説

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:鈴木 香奈

ヒノキ花粉は5月頃まで セルフケアをクセづけて

花粉症対策用の眼鏡とマスク(写真はイメージ)【写真:写真AC】
花粉症対策用の眼鏡とマスク(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 スギ花粉とヒノキ花粉の飛散はほぼ同時期ですが、スギの方が少し早めです。また、どちらも花粉の形が似ており、スギ花粉にアレルギー反応を起こす人はヒノキ花粉にも反応を起こしやすいといわれています。

 症状に大きな違いはありませんが、ヒノキ花粉の方がより目に対してのダメージが大きいようです。ヒノキ花粉のピークは5月頃。花粉症との長い闘いに向けて、セルフケアをおさらいしましょう。

○花粉症予防のためのセルフケア
・外出時はマスクやゴーグル、眼鏡をかける
・衣服はポリエステルやナイロンなどの、ツルツルした生地のものを羽織る
・帰宅時は家に入る前に、衣類や髪を外ではたく
・帰宅後は手洗いうがい、洗顔する
・こまめに掃除をする

 アレルギー反応を起こす原因の花粉を体に入れないことが一番の対策になります。花粉情報に注意を向け、飛散量が多い日には外出を控えるといった対策も有効です。

(Hint-Pot編集部)

鈴木 香奈(すずき・かな)

金沢駅前ぐっすりクリニック院長。日本耳鼻咽喉科学会専門医。1996年、金沢医科大学卒業。睡眠時無呼吸症候群を核に一般耳鼻咽喉科診療を行う。