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「妻として見られない」 若い女性が好きな夫の衝撃的なひと言 離婚すべき?

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

結婚生活を続けるなら割り切る 手に職をつけて自立を

 夫婦カウンセラーの原嶋さんに、加奈さんがするべきことは何かお聞きしました。

――加奈さんは、夫とどのように向き合っていくのがいいのでしょうか?

「相手を変えることはできません。結婚生活を続けたいのであれば寛容になって認めるか、どうしても相容れないと思うのであれば、相手から心の距離を取るしかないと思います」

――離婚をしたほうがいいと思いますか?

「小学生と幼稚園のまだ幼いお子さんがいる以上、離婚を焦るのは悪手ではないでしょうか。ご結婚されてから10年間、職に就いていないとのことなので厳しい面もあるかもしれません。それでも離婚を望むのであれば、例えばパートからスタートして働く意欲を身につけ、正社員の道を模索することをおすすめします。お話からすると、夫は加奈さんに対する興味を失ってきているようなので、専業主婦でなくても文句を言わなくなっているのでは? そこを逆手に取って今の環境を利用し、お子さんを2人抱えても自立した生活が送れるよう、夫が単身赴任の間にご自身の足元を固めてしまいましょう」

――他に準備しておくべきことはありますか?

「夫が若い女性と不倫をする可能性があるのであれば、そこには目を光らせておくといいでしょう。怪しいようであれば、興信所を雇ってみるのもひとつの手です。ただ、お子さんたちのことを考えると、そこまでして夫婦間の溝を広げる必要はないように思います。生活費をきちんと渡してくれているのであれば、ご自身とお子さんとの暮らしを満喫するほうが、加奈さん自身が幸せになれることでしょう。何はさておき、まずは自立から。働くことで自信をつけ、輝きを持った自分自身を手に入れてみてください」

(和栗 恵)