仕事・人生
30歳を過ぎてから競技を開始 ビキニフィットネス競技で輝く安井友梨が背負う覚悟とは
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挑み続ける原動力とは
当初は「痩せたらやめる」と思って始めていたトレーニング。その後、安井さんは“覚悟”を守り続け、現在までに国内7連覇中です。35歳で初めてアジアの頂点に立った際、表彰台の頂で聞いた「君が代」は「夢にも思っていなかった」経験で、「日本の競技レベルが世界で通用することを証明したい」という強い思いを持つきっかけになったと語ります。
そして昨年10月の世界フィットネス選手権では、2年連続で2位の快挙。しかし、本人は挫折として受け取り、世界1位を目指してさらなる飛躍を誓っています。大半の選手が20代半ばである中、39歳の安井さんのモチベーションはなんなのでしょうか。
「今が人生で一番若いので、自分と未来は何歳からでも絶対に変えられる」。安井さんは即答しました。
新しく何かを始めるのに年齢は関係なく、「大切なのは、今スタートすること」と語る安井さん。30歳で競技を始め、世界一になりたいと考えるうちに「今日という日を、一生のように生きることがすごく大事」だと考えるようになったといいます。そうすれば「おのずと素晴らしい明日を迎え、それが毎日積み重なっていった結果、世界一になれる」と。
自信がないからこそ、誰よりも努力する。「世界一になる」という目標に向かって努力し続ける姿は、本当に輝いて見えます。
◇安井友梨(やすい・ゆり)
1984年1月13日、愛知県生まれ。30歳のとき、ダイエットを機にトレーニングを始めたことがきっかけでビキニフィットネス競技の世界へ。本格的にトレーニングを始めてわずか10か月には日本チャンピオンになり、国内では現在7連覇中。初めての世界大会で予選敗退を経験するも、35歳の時にアジアの頂点に立ち、「世界一」への挑戦を続けている。1日平均2~3個食べるほどの大のおはぎ好きでも知られており、SNSではシーズン中とオフ期間の体の変化も大きな話題になっている。
1984年1月13日、愛知県生まれ。30歳のとき、ダイエットを機にトレーニングを始めたことがきっかけでビキニフィットネス競技の世界へ。本格的にトレーニングを始めてわずか10か月には日本チャンピオンになり、国内では現在7連覇中。初めての世界大会で予選敗退を経験するも、35歳の時にアジアの頂点に立ち、「世界一」への挑戦を続けている。1日平均2~3個食べるほどの大のおはぎ好きでも知られており、SNSではシーズン中とオフ期間の体の変化も大きな話題になっている。
(Hint-Pot編集部)