どうぶつ
保護ねこの譲渡会で出会った男前な「猫山さん」との暮らし 飼い主が「幸せ」と感じる瞬間
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飼いねことの幸せエピソードをお届けする“なないろ猫物語”。今回ご紹介するのは、ちょっぴりビビリな5歳の男の子「猫山さん」。出会ったきっかけや印象的なエピソード、お互いに幸せと感じる瞬間について、飼い主さんにお話しいただきました。
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「連れて帰って!」と言わんばかり 譲渡会で運命的な出会い
端正な顔立ち。きっちり真ん中分けのハチワレ。男らしさとキュートさのバランスがなんとも絶妙。そんな彼の名前は「猫山さん」。“さん”まで含めたのが彼の名前です。
「猫に敬意を表するような名前にしたいと思って。最初は先生や先輩なども候補に上がっていたんですが、考えているうちに名字みたいな名前がいいなと思い始めて」
そう話すのは、飼い主のおともさん(@neko.yama.san)。
「性格はビビりん坊。玄関のチャイムが鳴れば一目散にカーテンの裏へダッシュ! 寝ているときでも、ガバっと起きて逃げるほどなんです」
凛々しい見た目とは裏腹に、猫山さんはちょっぴり怖がり。そんな彼とおともさんとの出会いは、とある保護ねこの譲渡会でした。
初めて会ったとき、猫山さんはとても緊張している様子でケージの隅っこにいました。「抱っこできますよ」と保護団体の方に促され、恐る恐る抱っこしてみたところ……。
「私の脇にぐりぐり頭を押し付けてきて、まるで連れて帰って! と言ってるようでした」
「彼が私を選んでくれた」。おともさんは、そんな運命的なものを感じたのだそうです。こうして猫山さんは、おともさんの家にやってくることになりました。