温厚でフレンドリーな犬種が多いといわれる大型犬。一方で、その迫力ある大きな体から「怖い」というイメージを持たれることも少なくありません。今回ご紹介するのは、あるラブラドールレトリーバーの成長過程をとらえた写真。「大型犬は怖くないよ」とのメッセージに込められた思いについて、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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お子さんが独立　飼い主さんの寂しさを癒やすぽこちゃん

　黒い被毛のラブラドールレトリーバーの女の子で2歳3か月の「ぽこ」ちゃん。飼い主さんの前にボールやおもちゃをポトンと落とし、「遊んで～」とアピールする“かまってちゃん”な性格です。お名前は、初めて抱っこしたとき、お腹が「ぽこん」としてかわいかったことが由来しているそう。

　ぽこちゃんをお迎えしたきっかけは、飼い主さんのお子さんが独立して時間に余裕ができたと同時に寂しくなったためでした。心にぽっかり穴が開いた飼い主さんでしたが、ぽこちゃんとの出会い、毎日充実した生活をしています。

黒くて大きい見た目から、悲しくなるような言葉をかけられることも

　今回話題になったのは、ぽこちゃんの子いぬ時代から現在までの姿をとらえた4枚の写真。生後2か月と生後3か月、1歳9か月、1歳10か月の写真を並べ、ぽこちゃんの成長ぶりを伝えています。どの写真にも、とても優しい瞳をしたぽこちゃんの姿が。

　穏やかな雰囲気があふれるぽこちゃんですが、大きくて黒い見た目から怖がられてしまうことも。お散歩中、すれ違う人から悲しくなるような言葉をかけられることも少なくないそうです。

　飼い主さんは、「大型犬は怖くないよ、かわいいよ？　って写真載せときますね　産まれた時は小さくても、年月とともに大きくなるのは人間と一緒ですものね　人もいぬも、大きくても小さくても、みんなそれぞれ大切に育てられてきたかわいい子なんだから」とのメッセージを添えて写真をツイッターに投稿。すると、8000件超もの“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には、「大型犬も手のひらサイズで生まれて、本当にかわいい」「みんなかわいいけど、大きい子はとくに友好的で優しいよ」「黒くて大きいから怖いって思われがちだけど、本当にとっても甘えん坊で元気良くて人懐っこいかわいい子たちなんですよね」など、共感する声が寄せられています。