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気づけばクラシックの“沼”へ 初生演奏に涙する漫画に大反響 「感性がすごい」
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初めての生演奏 目で楽しめるところもたくさん
Q. 今回のエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。
「新しく経験したことのなかでもとても充実した体験だったので、漫画にしてみようと思って描きました」
Q. もともと音楽鑑賞には興味があったのでしょうか?
「もともとクラシックには全然興味がなく、音楽もヒップホップなどを好んで聴いていました。コロナ禍で暇になったことをきっかけに、ゼロからピアノ教室に通い始めたんです。そのときに先生が『クラシックの歴史がおもしろいから見てごらん』と言っていたので、Youtubeのクラシックチャンネルやオペラ歌手・車田和寿さんのチャンネルなど、初心者向け動画を見漁ってハマりました。そこから、どうしても生で見たくなったので、自宅から行きやすいホールで本格的なオーケストラが見られると知って見にいきました」
Q. クラシック鑑賞をした後に感じた、クラシックの印象を教えてください。
「生音がきれいで驚きました。また、鑑賞前は『退屈で寝ちゃいそう……』と思っていたのですが、舞台上には30人以上いらっしゃるので、目で楽しめるところも意外とたくさんあって飽きないです。当たり前ですが『よくこんなに大勢で動きがそろうな』とか、こんな壮大な曲が何百年前に作られたのかとか、生で見て感じる感情がたくさんありました」
Q. トロンボーン奏者が演奏していないシーンが描かれていましたが、この日トロンボーンの音色が聴けたのはどの曲でしたか?
「(ヨハネス・)ブラームスの交響曲第1番だったはずです!」
Q. ブラームス以外で気に入った曲や、よく聴いているクラシックがあれば教えてください。
「まだ詳しくないのですが、『これいい!』と思う曲がフランツ・リストが作曲したものだったというパターンが最近多いです」
(Hint-Pot編集部)