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需要が高い主婦インフルエンサー 月10万円以上稼げる狙い目のSNSとは?

公開日:  /  更新日:

著者:倉野 武

主婦でもインフルエンサーになれる? 需要が高まる背景とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】
主婦でもインフルエンサーになれる? 需要が高まる背景とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 長引くコロナ禍に加え、値上げによる物価高が家計を圧迫し、気持ちが沈みがちです。こうしたなか、インフルエンサーとして主婦の需要が高まっているそう。「主婦でも1万フォロワー以上なら月に数万円、フォロワー数しだいで月に1000万円稼げる」とも聞きます。どうすれば主婦がインフルエンサーになれるのか、成功の秘訣とは――。クライアントとインフルエンサーをつなぐ、ソーシャルコマース事業を展開するQUANT(クアント/本社・東京都新宿区)の山崎陽平社長にお話を伺いました。(※「崎」はたつざき)

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40代、子育て主婦、1回の投稿で数百万円に

 QUANTは、グリーグループの一事業から子会社として今年1月に法人化したインターネット企業です。同社には約8000人のインフルエンサーが登録しており、商材をPRしたいクライアントの依頼を受けてインフルエンサーを紹介しています。

 ご存じの通り、インフルエンサーとは、情報発信によってユーザーに大きな影響を与える人物のこと。その発信力をいかして、企業がアピールしたい商品についての紹介をSNSに投稿してPRし、報酬を得ることもあります。

「情報発信の場は、2000年代にブロガーから始まり、2010年代以降はYouTubeやインスタグラム、2018年頃からはTikTokと、プラットフォームを変えています。インフルエンサーは20~30代が中心ですが、大学生などの10代、そして主婦層も増えています」

 たとえば、同社に登録している40代で子育て中の主婦は、自分が興味を持った暮らしのワンポイントアドバイスのような話題や、家事に役立つ商品、100円均一ショップの商品情報などをインスタグラムに投稿してきました。すると、気がつけばフォロワー数は数万人を大きく超える数に。やがてクライアントからの依頼を受け、自分でもその商品を試したうえで「広告」の表示を付け投稿する仕事が舞い込むようになりました。多くの場合、ユーザーが商品を契約すると「1件につき数千円の報酬」となります。そのため、1回の投稿で数百人が商品を購入すると、報酬が数百万円になることもあるそうです。

報酬は「成果型」か「固定型」

 山崎社長によれば、報酬の形は上記のような「成果報酬型」のほかに「固定報酬型」があります。こちらは「フォロワー数×1回の投稿の単価」で計算。単価は数円からで、たとえば単価を2円とした場合、フォロワー数10万人なら1回の投稿で報酬は20万円になります。

 健康食品など定期的に繰り返し買うものは「成果報酬型」、洋服などのような1度しか買わないものは「固定報酬型」になることが多いそう。洋服のPRの場合は、インフルエンサーに洋服がプレゼントされるのに加え、謝礼は数万~数十万になります。

「業界では、固定報酬型が中心。ただ、コロナ禍以降はスマートフォンで物を買うハードルが下がって、売り上げが上がった通販企業が増えています。その影響で、成果報酬型の市場も伸びていますね。当社では、この成果報酬型(の案件)にチャレンジしています」

 同社に登録しているインフルエンサーの大半は女性ですが、職業別でみると「元モデル・タレント」の次が「主婦」だといいます。

「SNSを通じて商品を買う率は女性が圧倒的。憧れのインフルエンサーが紹介すると、『買わなきゃ』と思う女性は多いようです。主婦向けに商品を紹介したいというクライアントはすごく多いので、主婦をフォロワーに持つ主婦インフルエンサーに紹介してもらいたいという需要が高いのです」