Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

どうぶつ

「回収されてくウミガメ」に3万人驚き 誘導されるカメの本音は 飼育員に聞いた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ウミガメの保護活動を行う「紀宝町ウミガメ公園」 難しさに直面することも

「紀宝町ウミガメ公園」を卒業して海へ帰るウミガメ【写真提供:道の駅ウミガメ公園 公式(@umigamekouen)】
「紀宝町ウミガメ公園」を卒業して海へ帰るウミガメ【写真提供:道の駅ウミガメ公園 公式(@umigamekouen)】

「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」は、1993年に飼育棟と資料館を整備して開業。その後、2005年に別棟の物産展ができました。現在では、地元の漁師さんと協力して、定置網にかかって衰弱したウミガメの保護活動も行っています。

 伊藤さんによると、保護したウミガメがなかなか元気を取り戻さなかったり、エサを食べてくれなかったりと一筋縄ではいかず、保護活動の難しさを感じることもあるそうです。それでも伊藤さんは、「まだまだウミガメの生態は解明されていない部分が多く、そうしたミステリアスな部分に惹かれます」と、その魅力を語ってくれました。

 YouTubeチャンネル「紀宝町ウミガメ公園」でも、保護したウミガメたちを再び放流する様子など活動の一部や、園内のウミガメたちのリアルな暮らしぶりを見ることができますよ。

 また、「紀宝町ウミガメ公園」では、たくさんの人にウミガメの生態や保護啓発活動を知ってもらうため、土曜日、日曜日、祝日にアカウミガメとのふれあい体験を実施しています。食いしん坊だったり、マイペースだったり、個性豊かなウミガメたちを間近で見られるチャンス。春休み期間にぜひ訪れてみたいですね。

○取材協力:道の駅ウミガメ公園 公式(@umigamekouen)さん

(Hint-Pot編集部)