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春に始めるガーデニングの超入門 前編 そろえておきたい「7つ道具」とおすすめの植物
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教えてくれた人:のなか りえこ
春本番。一年のうちで、もっとも多くの花が咲く季節を迎えました。植物にとっても過ごしやすい暖かな気候となり、ガーデニングを始めるのにぴったりです。そこで、初心者でも簡単に始められるよう、フラワー&グリーンコーディネーターののなかりえこさんにポイントを伺いました。前編は、苗や土以外にあると便利な道具や、おすすめの植物です。
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ガーデニングとは 初心者がそろえておきたい「7つ道具」
ガーデニングとは、庭作り、庭いじり、趣味の園芸という意味合いで用いられている言葉です。庭作りというと、広い敷地でさまざまな植物を育てるイメージがあり、ハードルが高くてなかなか手を出せないと感じる人もいると思います。
しかし、庭の広さや育てる種類などは関係ありません。ガーデニングは自分が楽しむもの。まずはベランダで、自分が好きな植物から始めてみましょう。とくに初めてチャレンジする場合は、1鉢から始めるのがおすすめです。
ガーデニングは、育てたい植物の苗や土以外に必要な道具があります。まずは、そろえておきたい「7つ道具」を解説します。
○鉢、プランター
植物を育てる際の容器です。さまざまな形や大きさがあるので、育てる植物や置く場所によって決めましょう。
○鉢底網
プランターや鉢の底に敷く網です。土が流れたり、虫が侵入したりすることを防ぎます。
○鉢底石
底に置く小石。水はけや通気性を良くしたり、根腐れを防いだりします。
○シャベル・スコップ
土や小石を運ぶのに欠かすことができない道具。大小ありますが、鉢やプランターなどで行う際は、持ちやすい小さなタイプがあると良いでしょう。少量の土を入れるなど細かい作業がしやすく便利です。
○グローブ
なくてもかまいませんが、手の汚れが気になるときにあると良いでしょう。また、トゲのある植物やハサミなどを扱う際にけがを防ぐ役割もあります。
○じょうろ
じょうろは蓮口(シャワーヘッド)がついているものがおすすめです。蓮口がないと、土の一点に水がいって穴ができ、表面がボコボコとしてしまいます。広いスペースと大きめの鉢で育てる場合は、ホースがあると便利です。
○ハサミ
園芸用のもの。植物が伸びてきら剪定するなど、管理するときに必要です。切れ味の良いものが1つあると良いでしょう。