置き場所は重要　初心者は水やりにも注意を

　育てる際には、鉢の置き場所は大きなポイントになります。植物の特性に合った場所に置きましょう。植物は光合成をしますが、種類によって耐陰性や耐暑性、耐寒性が異なります。例えば、強い光が苦手な植物を、日がさんさんと当たるところで育てると、葉が焼けてしまいます。

　風通しも重要なポイント。湿気を好む植物も、適度な風通しは必要です。

　ベランダでガーデニングを始める場合、置くスペースに制限があり、日当たりや風当たりなども異なります。その場所に適した植物から、植える種類を選ぶというのも良いでしょう。

　春から夏にかけては、茎や枝が伸びすぎたら、園芸用ハサミなどを使ってカットしましょう。全体のバランスを見て、元気なところを残しておけば、その脇からまた伸びてきますよ。花がらや枯れ葉を取ることも忘れずに。

　初めてのガーデニングでの失敗の多くは、水やりにあります。つい水をあげすぎて根を腐らせてしまったり、花や葉の部分だけに水をかけたりするケースも。水やりは、表土が乾いたら根元に届くようにしっかり行いましょう。

（Hint-Pot編集部）

のなか りえこ

フラワー＆グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作（装花・装飾・植栽など）を中心に行う。
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