漫画
発達障害の息子 友達を初めて遊びに誘った日を描いた漫画に感動の声 「尊いです」
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発達障害を持つ4歳の男の子の成長を感じる大きな一歩を描いた漫画がツイッターで話題になっています。コミュニケーションが苦手だという男の子が、初めて友達を遊びに誘えた日を描いた心温まるエピソードには、多くの共感や感動の声が寄せられました。作者のまる(@shishishishimr)さんに詳しいお話を伺いました。
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意思が伝わらずもどかしい そんな息子にアドバイス
まるさんは、療育(発達支援)に通う4歳の男の子を育てるシングルマザー。ゆるやかながらも確かに成長していく息子さんとの日常を漫画に描き、SNSで公開しています。ハートフルな育児漫画は人気を博し、書籍化された「シンママのはじめて育児は自閉症の子でした」(KADOKAWA刊)も好評を得ています。
今回、ツイッター上で話題になったのは、息子さんの成長の瞬間を描いた漫画です。「もうね、うわぁぁぁぁぁ! 誘えたぁぁぁぁぁ!!! ってなっちゃったよ 近所の子じゃないからたまにしか遊べないんだけどすごい」と、投稿された漫画には、うれしさを隠しきれないまるさんの思いが綴られてられています。
ある日、お友達の家に泊まりに行くことになったまるさんと息子さん。お部屋には就寝用の布団が部屋に敷き詰められ、息子さんは大興奮です。息子さんはお友達と一緒になって布団の中へ潜り込んだり、「ボフン」と飛び乗ったりして遊び始めました。
「ジャンプ、ジャンプ」と言って、キャハハと笑いながら布団の上で飛び跳ねる息子さん。その姿につられてお友達も大笑い。すると息子さんは「ジャンプ、ジャンプ」と言いながら、お友達を誘います。
しかし、お友達には息子さんの意図が伝わらず、息子さんはもどかしそうにしています。そこで、状況を察したまるさんが「こういうときは『一緒にジャンプしよ』って言うんだよ」とアドバイス。すると、息子さんは自分の言葉でしっかりとお友達を誘うことに成功。思いが伝わり、この日は息子さんにとって素敵な記念日になるのでした。
心温まるストーリーは反響を呼び、3000件を超える“いいね”が。リプライ(返信)には、「泣ける」「尊いです」「ああ、もう、私も泣きそう」「本当に素晴らしいですね」といった声が寄せられ、息子さんの成長にたくさんの人が感動しています。