漫画
マタニティマークをつけるパパ 愛があふれる解釈に5.6万人感動「パパマークをぜひ」
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「妊娠は女性だけの問題ではなく、男性にも関係があるものだという考えが素敵」
今回のエピソードを描いた理由など、作者のikeiさんに詳しいお話を伺いました。
Q. 今回のエピソードを漫画に描いた理由を教えてください。
「男性が堂々とマタニティマークをつけていることがおもしろいと思いました。また、彼なりのマタニティマークのとらえ方がユニークで、妊娠は女性だけの問題じゃないということ、男性にも関係があるものだと考えてくれていることが素敵だなと思ったからです」
Q. ダビドさんがマタニティマークをつけていることに対し、周囲はどのような反応でしたか。
「本来は妊娠した女性がつけるはずのマタニティマークを、堂々と毎日カバンにつけていましたし、むしろお店に来るお客さんに見せびらかしていたので、見た方はみんな驚いていました。お客さんはダビドのキャラクターを知っているので、『ダビドならつけかねない』『さすがダビドだよね(笑)』という感じで温かく見守ってくれましたが、街中で見かけた人は変な目で見たと思います」
Q. マタニティマークをつける以外にも、フランス人男性ならではと感じる愛情表現は?
「人前だろうがどこだろうが、キスをしたりハグをしたり愛情表現をしてきます。たとえば、コンビニエンスストアでお会計している最中に後ろからハグをされ、首にキスをされて『ジュテーム(愛している)』と言われたことがあります。これも、日本ではなかなかないことなんじゃないかなと思います。
また、日本では女性が子どもを産むと、夫からは『子の母』として見られる傾向が強いと思いますが、フランスでは夫からいつまでも『愛する女性』として扱われることが日本とは違うかなと思います。あと、愛情表現とは少し違うかもしれませんが、フランスには日本と違って『つきあってください』と告白する文化がありません。そこも日本と違うところかなと思います」
Q. 印象に残っている読者からの感想は?
「フォロワー様のなかに、配偶者さんが自分で『パパニティマーク(もうすぐパパになります)』をプラ板で手作りして、それを身につけていた方がいました。とても素敵だと思います」
※マタニティマークは妊産婦さんに優しい環境作りをする大切なものです。使用法については適切な配慮をお願いします。
(Hint-Pot編集部)