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円安と物価高騰の影響? 日本と米国の日用品 価格とサイズを比較してみた
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パートナーの転勤に伴い、昨夏に米国ペンシルベニア州のフィラデルフィアへと移住したフリーアナウンサーの荒木優里さん。日本とはまったく異なる文化を持つ米国で、カルチャーショックを受けることもしばしばあります。そこでこの連載では、荒木さんが日常でちょっと気になった日米の違いを比較。第3回のテーマは「日用品の比較」です。米国と日本で販売されている同じ商品のサイズと価格を調査し、その差を探ります。日米でどのような違いがあったのでしょうか。
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円安に価格高騰 日本も大変だけれど、米国はよりすさまじい物価高騰
フィラデルフィアに昨夏引っ越した私にとって、米国の春は今年が初めて。3月から4月にかけてはとくに節目のタイミングではないこともあり、これまでとは少し違う感覚で迎えました。
しかし、草花は日本と同じように春の訪れを感じさせてくれます。ワシントンD.C.の桜は東京とほぼ同じ時期に見頃を迎え、それから少し遅れて、私が住むフィラデルフィアの桜も美しく咲き誇りました。米国でも桜が見られてとてもうれしかったです! また、日本人以外のたくさんの人たちがお花見をしていたことにも感激しました。桜を愛でるのは万国共通の春の楽しみなのですね。
さて今回は、円安、価格高騰が続く現在、米国の物価がどのようになっているのかをご紹介します。私がスーパーマーケットでよく購入している、日本でも販売されている商品で見ていきましょう。(4月7日現在のドル円レート:132円 ※小数点以下切り捨て。記事中の販売価格はすべて4月7日現在。日本での販売価格は税込)
まずは、食料品です。
「ペプシコーラ」500ミリリットルは、6本セットで7.99ドル。日本円に換算すると約1055円です。1本で換算すると約176円になるので、日本での販売価格89円(「ライフネットスーパー」より)と比べて約2倍の価格になっています。
また、バラ売りの場合、炭酸飲料は591ミリリットルのサイズで売られていることが多く、1本あたり2.5~3ドル(約330~396円)。すぐに飲みたいときは冷蔵ゾーンのバラ売りで購入するのが一般的ですが、日本よりだいぶ高く感じてしまいます。また、スーパーで販売されている一番大きなサイズは、2リットルで3.99ドル(約527円)でした。