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日本と米国 食品用ラップの使い心地を比較 特性が違う理由とは
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パートナーの転勤に伴い、昨夏に米国へ移住したフリーアナウンサーの荒木優里さん。日本とはまったく異なる文化を持つ米国で、カルチャーショックを受けることもしばしばあります。そこで、身近なものからそうしたギャップを埋めようと、日米の日用品の使用感を比較。その違いや背景を探ります。第2回の今回は「食品用ラップ」。日米でどんな違いがあったのでしょうか。
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日本とは桁違いの真冬の厳しさ 暖房器具にも仕組みの違いが
一年でもっとも寒い時期を迎えましたね。冬の朝は布団から出たくない……起き上がるまでに時間がかかる……という方も多いのではないでしょうか。私も日本にいるときは毎年そうでしたが、実は今シーズンは快適な朝を迎えています!
というのも、米国の家はセントラルヒーティング(編集部注:ボイラーなどで温めた温水や熱風を、循環パイプを通じて各部屋に届けて部屋を暖めるシステム)が備わっているのが一般的。マンションの部屋のエアコンを入れなくても室温は常に20度前後に保たれていて、冬でも気持ち良く起きることができています!
毎日、部屋のなかの温度が一定なので、その日の寒さは天気予報でチェックしないと分からない、なんて少し不思議な気がします。東京よりも寒いフィラデルフィアで生活するにあたり、本当にありがたい機能です。
さて、米国に来て半年。日常生活にはすっかり慣れましたが、日本と比べて違和感を覚えることがときどきあります。私が前から気になっていたのは、食卓でほぼ毎日使っていると言っても過言ではない食品用ラップ。使い心地が日本の製品とは何だか違う気がするのです。そこで、今回は日米の食品用ラップを比べてみます!