どうぶつ
交通事故で瀕死の野良ねこを保護 死産と眼球摘出を乗り越え力強くごはんを食べる姿に感動の声
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よもぎちゃんの保護をきっかけにTNR活動をスタート
飼い主さんは、よもぎちゃんの保護がきっかけでツイッターを開始。よもぎちゃんだけでなく、飼い主さんを応援する人たちとのつながりが生まれました。医療費のために始めたクラウドファンディングは、わずか2日間で目標金額を達成。そのスピード感からも、多くの人がよもぎちゃんに心を寄せていることが見て取れますね。
「この1か月間、毎日よもぎの面会へ行き、よもぎの様子をSNSで発信してきました。ゼロから始めたツイッターも、今では約1100人以上の方がフォローしてくださり、たくさんの方がよもぎを応援して見守ってくれています。私たちだけの力ではどうにもならなかったと思います。よもぎに関わってくれたみなさんに感謝しています」
飼い主さんのおうちのそばで見つかったよもぎちゃん。事故現場付近には、よもぎちゃんのきょうだいや親と思われる、よく似た柄のねこちゃんが数匹いるそうです。飼い主さんは、よもぎちゃんを保護したことを契機に、1匹でも不幸なねこちゃんを減らしたいという思いからTNR(野良ねこに去勢・避妊手術を行い元の場所に戻す)活動を始めました。
いくつもの困難を乗り越え、命の危機を脱したよもぎちゃん。これからは優しい飼い主さんご家族とわんちゃん、ねこちゃんの“きょうだい”に囲まれながら、幸せな日々を送っていくことでしょう。飼い主さんは宮城県塩竈市の「シロクマ雑貨店」(CitronShop)でハンドメイド作品を販売中。収益は、よもぎちゃんの治療費や保護ねこ活動などに充てられるそうです。
○取材協力:保護猫のよもぎさん(通院中)(@yomogisan0317)さん
(Hint-Pot編集部)