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夫の反応に「やってられん」 食器用スポンジをめぐる実体験漫画に反響 「激しく共感」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:加藤かと(@kato_usausako)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:加藤かと(@kato_usausako)さん】

 生まれ育った環境や価値観の違う者同士が夫婦になり一緒に暮らすと、生活習慣の違いに戸惑うことはしばしば。価値観の不一致によるすれ違いは、起こっても仕方がないもの……とわかってはいるものの、相手のちょっとした反応にモヤモヤ、イライラすることもあるでしょう。食器洗いのスポンジをめぐる日常のひとコマを切り取った漫画が、ツイッター上で計2400件を超える“いいね”を集めて話題になっています。作者の加藤かと(@kato_usausako)さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

食器用スポンジがまさかシンクに? スポンジを分ける意味が…

「ここの価値観が合わないと夫婦はやってられんと思う」

 そんなメッセージとともに1本の漫画をツイッターに投稿したのは、普段からブログ「かとさンちの愉快な毎日」やインスタグラム(kato_usausako)で日常を切り取った漫画を描いている漫画家の加藤かとさん。著書には、友人の体験談を基に描いた、幼児自慰をテーマとした単行本「やめられない娘と見守れない私 4歳の性に悩んだ700日間」(竹書房刊)があります。

 今回ツイッターで話題になった漫画は、加藤さん自身の体験談。内容は毎食後、食器を洗う際に使うスポンジについてです。

 加藤さんは、いつものように食べ終わった後の食器をスポンジで洗っていました。すると、「ん……?」と手にしたスポンジに目が留まります。「あああ」と血の気が引いたのは、それが食器洗い用ではなく、シンクを洗うときに使用するシンク用スポンジだったこと。「なんで場所が入れ替わってるんだよぉおぉ」と動揺を隠せません。

 いつもは、間違えないようにシンク用と食器用のスポンジを置く場所が分けられているのですが、このとき食器用スポンジ置き場にあったのはシンク用スポンジでした。なんの疑いもなく食器用スポンジだと思って使っていた加藤さんは、シンク用スポンジでまな板や包丁、鍋、炊飯器の内釜を洗い、料理を作っていた事実に打ちのめされてしまいます。

 夫に確認したところ、「ごめん! 月曜日にシンク洗ったときに入れ替わったかも」との返事が。その日が水曜日だったこともあり、潔癖症ぎみの加藤さんは愕然とします。

 そこで、なぜスポンジが入れ替わったのか、今後のために現場検証をすることに。すると、夫がシンクと排水溝の掃除をしたときに、食器用スポンジをシンクに直接置いていたことも判明。

「それは……排水溝の汚いのを食器用スポンジが吸い込んだりしちゃうんじゃない……?」

 生理的に、夫の行動がどうしても理解できなかった加藤さん。一生懸命説明するも、夫の悪びれない様子に固まってしまいます。さらに、夫の信じられない態度に布団の中で枕を濡らすのでした。

 漫画が2つのツイートに分けて投稿されると、合計で2400件以上の“いいね”が集まりました。

 リプライ(返信)は、「激しく共感です」「これは許せない!!」「昔、旦那が灰皿をシンクで洗っててブチギレたことがあります」「食器用スポンジが、そもそもシンクに置かれるのが無理です」「うわーわかりすぎます……」「旦那さんの『で?』とか『だから?』という返事は心折られますね……」など共感の声であふれています。