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家計にうれしいもう一品 市販の浅漬けの素で作る副菜3品

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

副菜までそろったバランスの良い献立が理想的(写真はイメージ)【写真:写真AC】
副菜までそろったバランスの良い献立が理想的(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 物価の上昇が続いています。今年4月に値上げされた食品や飲料は5100品目超にも及び、家計を圧迫。安価な食材を使ったメニューのレパートリーに困っていませんか? そこで、比較的安価な「キノコ」や「モヤシ」、「豆苗」を使ったレシピを紹介。エバラ食品工業株式会社のマーケティング部で。管理栄養士の資格を持つ菊岡裕子さんに教えていただきました。

 ◇ ◇ ◇

手軽に野菜が食べられる 追加の副菜にぴったり

 菊岡さんによると、コロナ禍で内食することが増えたことや健康意識の高まりの影響を受けて、浅漬けメニューの需要が伸びているそう。市販の浅漬けの素は、手軽にお店で買ったような味わいに仕上がるのが魅力ですが、漬ける野菜がマンネリ化しがちです。実はいろいろな野菜と相性ぴったりで、気候の変動で価格を左右される野菜が多いなか、比較的に安定しているキノコ類や野菜もおいしく漬けることができます。

 まずはキノコです。漬ける前には基本的に加熱が必要ですが、電子レンジでOK。あとは浅漬けの素で漬けるだけです。「価格が安定しているキノコを使えば、家計にも家族の健康にも優しい副菜に。調理は電子レンジで加熱するだけで済むので、あと一品というときにも助かります」と菊岡さん。食物繊維が豊富で低カロリーなため、夏太り対策にもぴったりな一品です。

価格の優等生キノコを使った浅漬け【写真提供:エバラ食品】
価格の優等生キノコを使った浅漬け【写真提供:エバラ食品】

○キノコの浅漬け

【材料】(2人分)
シメジ   1/2パック(約50g)
エノキダケ 1/2袋(約50g)
エリンギ  1本(約30g)
市販の浅漬けの素(液体タイプ) 適量(大さじ3杯程度)

【作り方】
1. シメジ、エノキタケは石づきを切り、食べやすいように手でほぐして小房に分ける。エリンギは石づきを切ったら薄切りにする
2. 耐熱容器に1を入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで約1分加熱する
3. 食品用のポリエチレン袋に2を入れ、浅漬けの素を注いで軽く揉む
4. 加熱したキノコは味が染み込みやすいので、汁気を切ったら盛り付けて完成

 キノコはお好みのものでOK。量を増やしたい場合はレンジの加熱時間を調整し、浅漬けの素も加減を。ごはんにのせてもおいしく食べられます。