どうぶつ
ハスキー犬の母性愛に感動の嵐 子ねこに対しとった行動とは 「完璧なお母さん」
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生後1か月までの子ねこにとって、母ねこのケアは必要不可欠。排泄ひとつ取っても、母ねこにおしりを舐めて促してもらわなくてはなりません。今回ご紹介するのは、駐車場で保護された生後間もない子ねこと、献身的にお世話をする先住犬のシベリアンハスキー。本当の親子のように仲睦まじい姿が、ツイッター上で話題になっています。飼い主のかもしか(@b09a2032c)さんに詳しいお話を伺いました。
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我が子のようにサンくんのお世話をするユキちゃん
かもしかさんのおうちには、元保護犬の「ユキ」ちゃん、元保護ねこの「サン」くんと「レン」くんが暮らしています。
3匹のほっこりする日常は、ツイッター上で大人気! 過去には、優しいユキちゃんに甘えん坊のサンくんが“いぬ吸い”したり、ユキちゃんがサンくんとレンくんのねこハウスで仲良くくつろいだりする姿が注目を集めました。また、ファンの熱い要望に応え、フォトエッセイ「まるで親子のような犬と猫 今日も仲良し! ユキちゃん レンちゃん サンちゃん」(KADOKAWA刊)が出版されています。
今回話題になったのは、「母性愛」とのメッセージが添えられた1本の動画。1年半ほど前に撮影されたもので、当時ユキちゃんは5歳、サンくんは生後3週間ほどでした。動画には、まだ自力で排泄することが難しいサンくんのために、ユキちゃんが体を舐めて排泄を促そうとする様子が収められています。
甲斐甲斐しくお世話をするユキちゃんの姿は、お母さんそのもの。サンくんも、「ニャー」と鳴いてユキちゃんに心を開いているように見えます。この動画がツイッターで公開されると、あっという間に2.5万件もの“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)には「動物同士の愛情の深さに感動」「ただただかわいい……」「わんちゃんの母性愛が素晴らしい。癒やされまくってます」「完璧なお母さん」など、ユキちゃんとサンくんの尊い姿に心を揺さぶられた人たちからの声が寄せられています。
ユキちゃんとサンくんの関係に変化 強い愛の絆に感動する声も
かもしかさんによると、ユキちゃんは、サンくんが生後1か月くらいになるまでよく舐めてあげていたそう。誰かに促されるでもなく、ごく自然にサンくんのお世話を始めたようです。
「今も舐めることはあります。以前に子ねこのお世話をしていたので、その影響かもしれません。『母親の代わりをしてくれているのかな』と思いました。サンは、今ではよくユキの耳を舐めているので、恩返しをしているつもりなのかもしれません」
今では“ふたり”の立場が逆転。サンくんがユキちゃんの耳を舐めたり、体をすりすりしたりする姿がよく見られるそうです。かもしかさんの元には「この愛が今返ってきているんですね!」「今の重い愛は一日にしてならず、と知りました」など、新たな関係性を微笑ましく見守っている人たちからの声も届いています。
(Hint-Pot編集部)