日本と台湾の年齢に関する価値観は似ている？

　海外と日本の文化の違いを痛感した今回の作品。樋口さんに、数あるフォロワーさんの体験談のなかから今回のエピソードを選んだ理由や、台湾と日本の違いについて伺いました。

Q. 今回のエピソードを選んだ理由は？
「年齢で分けられることなく、好きなものを着ることができる。周りもそれをさわやかに肯定してくれる。そんな価値観が素敵だなぁと思い選びました」

Q. 女性の年齢に関する価値観に、台湾と日本で違いを感じることはありますか？
「年齢などの価値観は、台湾も日本と似ていると思います。でも、台湾はシルバー世代が元気ですね。早朝から公園で太極拳や社交ダンスをしたり、夜間学校に通ったり、精力的な方が多い印象です。服装に関しても、暑いからかもしれませんが、年を重ねてもショートパンツ＆サンダルで出歩きますし、それに対して何かを言われることはありません。台湾の女性はノーメイクの方が多くて、私も最近ではすっかりすっぴん＆短パン＆ビーチサンダルで出歩いています（笑）」

Q. 台湾で暮らすようになってから、日本との文化や価値観の違いで驚いたことは？
「数え切れないほどありますね。一番驚いたことは、私が妊婦だった頃のこと。『ハサミを使ってはダメ』『家の中の家具を動かしてはいけない』など、とにかく迷信が多くてびっくりしました！　ベビーベッドが用意できなくて大変でしたが、どの迷信も文化的な背景や理由があって、とても興味深いなと思いました」

（Hint-Pot編集部）