からだ・美容
普段の歩き方をボディメイクの味方に 骨盤の位置を正しくキープする方法とは
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骨盤を正しい位置でキープするためのストレッチとエクササイズ
今回はおすすめの歩き方に加え、骨盤を正しい向きに保ったまま歩くためのストレッチとエクササイズを紹介します。
まずは、おしりと太もも裏側のストレッチ。骨盤が後傾している方はもれなく、おしりと太ももの裏側の筋肉が硬く縮んでいます。柔軟性をアップして、正しい骨盤のポジションをキープできるようにしましょう。
ストレッチは継続することで効果が得られます。体を温めると筋肉が伸びやすくなるので、入浴後のルーティンに加えてみてください。
【おしりと太もも裏側のストレッチ】
1. 両脚をそろえて長座する。その際、座骨を床に突き刺すイメージで骨盤を立てて座る
2. お腹と太ももの前側を近づけるイメージで、上体を倒していく。痛気持ち良い伸びを感じるところで、20~30秒キープを2~3セット繰り返す。呼吸を止めずに
次は、股関節の屈曲です。歩く前に行って股関節に刺激を与えることで、骨盤のポジションを意識しやすくなります。ポイントはおしりを後ろに突き出す際、股関節を引き込みながら行うこと。そのときに、太ももの裏側に伸びを感じることができたら正解です。
【股関節のエクササイズ(ヒップヒンジ)】
1. 両脚を骨盤の幅に開く。おしりを後ろに突き出しながら、自然に膝を曲げていく
2. 膝を伸ばしながら元の姿勢に戻る。10回×3セット行う
(滝沢 ななえ)
滝沢 ななえ(たきざわ・ななえ)
1987年9月22日、東京・三鷹市生まれ。母親の影響で小学校2年生からバレーボールを始め、強豪の八王子実践中学・高校に進学。リベロとして「春高バレー」で活躍し、2006年の卒業後は「パイオニアレッドウィングス」に入団。“美しすぎるバレーボール選手”と注目された。2009年、チャレンジリーグの「上尾メディックス」に移籍。2013年に引退し、現在は都内で女性専用パーソナルジムのトレーナーを務める。