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電気代の高騰 夏にエアコンの使用を控えたい人も 快適に過ごすための節電6か条とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

電気料金が高騰。夏に必須のエアコンを節電するには(写真はイメージ)【写真:写真AC】
電気料金が高騰。夏に必須のエアコンを節電するには(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 電気料金の値上がりが止まりません。大手電力7社では6月の使用分から値上げを実施。暑い夏はすぐそこですが、家計への負担を気にして、エアコンの使用にためらいを感じている人は7割に上るようです。「電気代値上げとエアコンの節電に関する意識調査」と、電気代を節約するポイントをご紹介します。

 ◇ ◇ ◇

「使用を控えようと思う」は6割以上

 ダイキン工業株式会社は、全国528人の20歳~59歳までの男女を対象に「電気代値上げとエアコンの節電に関する意識調査」を実施しました。

 まずは「電気代高騰により、エアコンを使用することにためらいを感じますか?」という設問を見てみましょう。「とても感じる」が25.0%、「やや感じる」が50.2%と、ためらいを感じている人は7割以上に上ることがわかりました。

 さらに、「エアコンの使用自体を控えようと思いますか?」という設問では、「とても思う」が16.1%。「やや思う」が45.6%と6割以上となっています。

フィルター掃除は「2週間に一度」が目安

ホコリがびっしりと付いたフィルター。目詰まりで無駄な電力消費につながることも(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ホコリがびっしりと付いたフィルター。目詰まりで無駄な電力消費につながることも(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 電気代高騰により、6割以上の人がエアコンの使用を控えようと思っていますが、過度な節約は熱中症の危険性も。そこで、同社が教えるエアコンの上手な使い方や節電のヒントをご紹介します。

1. フィルターを掃除する

 エアコンのフィルター掃除は、節電対策として非常に効果的な方法のひとつ。なんと1年間掃除しないと、約25%も電気代がアップする場合もあるそうです。フィルターにホコリが堆積すると、部屋に届く冷やされた空気の量が減り、設定温度に到達するまでに時間がかかります。無駄な電力消費を避けるためにも、同社は2週間に1回のフィルター掃除をおすすめしています。

2. 室外機周辺を片付ける

 室外機の周辺に荷物などを置いていませんか? 吸込口や吹き出し口がふさがれると、エアコンに負荷がかかり、運転効率が低下します。そのせいで消費電力が上がり、電気代アップに。また、室外機に直射日光が当たって高温にならないよう、よしずなどを使用するのも効果的です。立てかける際は、吸い込み口などをふさがないよう、室外機から1メートルほど離れたところにしましょう。

3. 帰宅をしたらまず部屋を換気

 夏場は帰宅後、すぐにエアコンのスイッチを入れてしまいがち。外よりも暑いと感じたら、まずは窓を開けて熱い空気を外に逃がすことが大切です。こうすることで無駄な電気を使わず、効率的に部屋の温度を下げることができます。換気は窓を2か所開けて空気の通り道を作るのもポイント。窓が対角線上にあるとなお良しです。