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なかなか取れないささみのすじ 包丁を使わず簡単に取る方法 2つ試してみた
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鶏のささみといえば、脂身が少なく、良質なたんぱく質がとれるヘルシー食材。何より、手頃な値段で家計にも優しいですよね。しかし、すじを取るのが面倒で、うまく処理ができないと身がボロボロになってしまうことも。そこで、包丁を使わず、簡単にすじが取れるといわれている2つの裏ワザを試してみました。
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ささみの白いすじ 処理に失敗すると身が裂けてしまうことも
ささみには白いすじがあり、処理をしないと加熱したときに身が縮んでしまったり、食べたときに口の中に残ってしまったりすることがあります。取り除かずに食べても問題はありませんが、おいしく食べるためにはすじ取りの手間が欠かせません。
すじは硬く、お肉の中に通っています。ささみから少し飛び出して見えている部分もありますが、その部分を手で引っ張るだけでは取り除くことは困難です。一般的には、身とすじを切り離すように包丁で切れ目を入れて取り除きますが、身が裂けてきれいに取り除けないことも。
そこで、すじ取りに慣れていなくても簡単にすじ取りができるという方法を2つ試しました。どちらがきれいに取れたのかも比較します。
裏ワザ1:穴開きスプーンを使用
ひとつ目は、小さい穴が開いたスプーンを使う方法です。
【方法】
1. すじを穴開きスプーンに通す
ささみによってはすじが短い場合もあるので、そのときはフォークなどの先端を使い、すじを身から出すようにするのがポイントです。
2. キッチンペーパーですじの先端を持って引っ張る
すじの先端を穴に通したら、キッチンペーパーなどですじの先端をつまみ、スプーンをささみの身に押し付けながら引っ張ります。このとき、指だけですじの先端をつまむと滑ってしまうので注意が必要です。
すじを引っ張ったところ、身がちぎれることなく、きれいに取ることができました。ただし、すじの太さや硬さによっては穴に入らなかったり、引っ張りづらかったりして、なかなかすじを取ることができないかもしれません。