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旬のビワをコンポートに 米在住ナチュラリスト直伝 コンポートの簡単レシピ

公開日:  /  更新日:

著者:小田島 勢子

ほっかむりと麦わら帽子の裏庭スタイル【写真:小田島勢子】
ほっかむりと麦わら帽子の裏庭スタイル【写真:小田島勢子】

 とれたて新鮮なものをそのまま食べる贅沢もありますが、旬のおいしさを上手に保存して長い期間楽しむことは、その作業や味わいなどすべてに幸せがあふれていますよね。米ロサンゼルスで娘3人を育てるナチュラリストの小田島勢子さんは、都会の片隅にある小さな平屋で、日常にあふれる小さな恵みを大切にして暮らしています。今回のテーマは、日本でもおなじみ、初夏が旬のビワです。コンポートの簡単レシピを紹介します。

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初夏が旬 甘くてジューシーなビワは争奪戦に

 ここは米国の大都会、ロサンゼルス。ダウンタウンからほど近い、小さな家がひしめき合う住宅街の一角に、私たち家族はこぢんまりと暮らしています。

 平屋は一般的な米国の家からすると、とてもコンパクト。裏庭には一緒に暮らす鶏と犬がおり、卵や季節のフルーツや野菜、ここ最近はキノコを育て、収穫をしています。植物や菌たちも共存しているのです。

鶏も大好物のビワ【写真:小田島勢子】
鶏も大好物のビワ【写真:小田島勢子】

 つなぎにほっかむり。これが私の庭仕事スタイルです。今日は、初夏の旬のビワを収穫しましょう。

 我が家に育つフルーツのなかでも、とくに甘くてジューシーなビワやブドウの実は、鳥やリス、ネズミたちと争奪戦になります。鶏たちも大好きです。