漫画
ただ添い寝したいだけなのに…理想と現実を描いた“あるある”漫画に反響
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日の当たる暖かい部屋でちょっと横になってお昼寝。そんな至福の時間に、家族が隣でそっと寄り添うように寝てくれたら幸せも倍増しますよね。自分の腕に小さな頭をちょこんとのせてすやすや眠る姿を愛でながら、一緒に楽しい夢を見たい……そう思っても、うまくいかないこともあるようです。そんな添い寝“あるある”を描いた漫画が、インスタグラム上で話題になっています。作者のHitomi(hitomi_ikawa)さんに詳しいお話を伺いました。
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ともに暮らすウサギとの添い寝に憧れるも…
2羽のウサギと1歳の娘・のんちゃん、そして配偶者さんの“5人家族”で暮らしているHitomiさん。愛兎である6歳のアメリカンファジーロップで男の子の「すし」くんと、ホーランドロップで4歳の女の子「キュッキュ」ちゃんが擬人化された動きを見せるユーモラスなエッセイ漫画は、インスタグラムだけでなく、ブログ「せわびとの部屋」でも人気を博しています。今回話題になった漫画は、添い寝に対する理想と現実のギャップを描いたものです。
Hitomiさんはウサギと暮らす前、あることに憧れを抱いていました。それは、ウサギと並んで添い寝をすること。「寝返りなどでけがをさせる可能性があるから、人間は眠ってはいけない」としっかり心得つつ、横になって伸ばした片腕にウサギが頭をのせて眠る光景を思い描いていました。しかし、現実はそう簡単にいかなかったようです。
ある日、Hitomiさんはキュッキュちゃんに「横に寝転んでもいいかね?」と声をかけて添い寝を試みます。すると、キュッキュちゃんはパンダのぬいぐるみをHitomiさんの隣に持ってきて、気づくと“さんにん”で仲良く川の字に。
「パンダのぬいぐるみに負けた……だと……?」
キュッキュちゃんのまさかの行動に、Hitomiさんはがっかりして添い寝どころではありません。そんなHitomiさんにかまわず、キュッキュちゃんはパンダのぬいぐるみにくっついて幸せそうに瞳を閉じるのでした。
人間の子ならどうか? 娘との添い寝に撃沈
キュッキュちゃんとの添い寝がうまくいかなかったHitomiさんは、すしくんとの添い寝にも挑戦。添い寝に誘うのではなく、すでに眠っているすしくんの横へそっと近づきます。
「フゴォーゴスゥー」と、すでに激しく寝息を立てているすしくん。Hitomiさんが隣に来たら、目を覚まして腕の中へ……という展開にはならず、Hitomiさんの存在に気づくことすらありません。
そんなすしくんの隣に寄り添いながら、Hitomiさんは「ここにおるよ……」と寂しげな表情に。横で寝られることに幸せを感じつつも、「何かが違う」と思ってしまいます。
ウサギとの理想の添い寝が叶わなかったHitomiさんですが、娘ののんちゃんとなら理想の添い寝ができるはず! のんちゃんを腕枕しながら、同じお布団で一緒に眠れると信じていました。
しかし、またもや理想とはかけ離れた結果に。のんちゃんの衝撃的な寝姿を描きながら、「ドラマや映画ではうまくできているのに……?」と打ちひしがれるのでした。
投稿は反響を呼び、4000件を超える“いいね”が。コメント欄には「めっちゃわかります」「理想と現実のギャップが半端ないですね」「キュッキュちゃんの寝方があまりに女の子すぎて……!」「存在自体がかわいくて幸せだけど欲が出ちゃうんですよね」「人もウサギも寝るときはフリースタイルだね」といった声が寄せられています。