子ねこの上に乗り、ぺろぺろと毛づくろいをする大きなねこ。血のつながりはありませんが、我が子のように献身的な愛を注いでいます。しかし、2匹には大きな体格差があることから、飼い主さんは少々心配していました。そこで「多頭飼いは初めてだけどこんなもんなのか？」とツイッター上で問いかけると、ねこと暮らす人たちからたくさんの助言が集まったそうです。詳しいお話を伺いました。

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飼い主さんご夫婦のおうちで“きょうだい”になったシンバちゃんとサスケくん

　子ねこに覆いかぶさってグルーミングする姿が話題になったのは、ラグドールで1歳3か月の「シンバ」ちゃん。ちょっぴりビビりだけれど、おてんばで遊ぶのが大好きな女の子です。

　シンバちゃんとの出会いは、たまたま通りかかったお店に飼い主さんご夫婦が立ち寄ったことがきっかけでした。膝の上に乗せるとペロペロと手を舐めてきたシンバちゃんにすっかり心を奪われ、お迎えすることになったそう。

　そんなシンバちゃんが自分の子どものように愛情を注いでいるのは、6月2日にお迎えしたばかりの元保護ねこで生後2か月の「サスケ」くん。とても元気いっぱいで、やんちゃな男の子です。飼い主さんご夫婦は「2匹目は保護ねこを迎えよう」と話し合っていたそうで、ボランティア団体さんからサスケくんを譲り受けました。

“弟”への愛情がスパークしたシンバちゃん　困惑する飼い主さんに共感する声も

　注目を集めたのは、サスケくんをお迎えした数日後に撮影された写真です。サスケくんの上に乗ったシンバちゃんは、前足の間からひょっこり顔を出しているサスケくんの頭をペロペロ。少し荒っぽい“お姉ちゃん”のグルーミングへ応えるように、サスケくんは顔を伏せて、前足を出した体勢のままじっと固まっています。

「いつものようにシンバとサスケを一緒に遊ばせようと、ケージからサスケを出しました。するとシンバがサスケに覆いかぶさって、しっかり頭をホールドしながらペロペロと舐め始めました。ずいぶん激しく長く舐めていたので、写真を撮りました」

　飼い主さんは「こんな感じでシンバがサスケの上に乗って舐め回します。ねこちゃんの多頭飼いは初めてだけどこんなもんなのか？」とのコメントを添えて、写真をツイッター上で公開。すると、6800件超ものもの“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には「なんてかわいいのーっ母性本能かな」「愛だねぇ」「最大級の愛情表現ですね」「これは仲良しさんの証」「かわいくてしょうがないのだっ！」「尊いですね」「これが本当のねこかわいがり」「これはほっこりもんですな」「先住さんの愛が重い」など、仲睦まじい2匹の様子にメロメロになる人が続出。

　また、ねこの飼い主さんからは「多頭飼い“あるある”かも。うちも先住ねこが後輩ねこを踏みつぶしていますw」「うちの子も似た感じで、嫌がられても舐め回しています」「むっちゃかわいがっていますね。子ねこもだんだん体が大きくなるので心配ないですよ」など、飼い主さんの問いに答える声も寄せられています。