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煮込みハンバーグが火を使わずに完成 とっておきの時短料理4選 3児の母のアイデアが便利
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仕上がりから“節約感”を一掃 ポイントはコンテナに入れる順番
続いては、和風の料理から。選んだのは「豚バラ白菜」です。
「これは、冬になるとみなさんもよく作られると思うんですけど、白菜の間に豚バラを挟んでカットして、コンテナの中にギュウギュウに詰めた状態で電子レンジ加熱するだけなんです。味は白だしで付けています。鍋で煮込むと、やわらかくなるまで結構時間がかかるんですよね。でも、水分の多い白菜を冷凍することで繊維が壊れやすくなるので、通常よりもかなり短時間の電子レンジ加熱(13~15分)ですごくやわらかくなり、白菜の甘味を強く感じられます。一般的な電子レンジ調理だと、途中で混ぜて見た目が悪くなってしまいますが、コンテナへパンパンに入れることできれいな見た目に仕上がります。見た目の良さも今回のポイントです」
鍋で作る場合と違って無水調理ができるので、豚バラの味が白菜にしっかり染み込み、白菜の甘みも引き出せます。
「白菜は大きいもを買ってしまって余りがちなので、こうして冷凍しておけば、簡単にいつでも食べられて無駄がないという良さもあると思います」
人気の韓国料理も電子レンジで簡単 混ぜごはんにアレンジ
そして最後は、一風変わった「キンパ風混ぜごはん」です。
「キンパって海苔巻きのイメージがあると思うんですけど、結構巻くのが面倒ですよね。そこで、混ぜごはんにアレンジしてみました! 実は混ぜごはん自体がすごく節約に向いていて、しっかりと具材の入った混ぜごはんならそれだけで満足できるので、おかずはそんなに気を使わなくても良くなるんです」
作り方のポイントは、コンテナに入れる食材の順番です。
「一番下に早く火を通したいひき肉を入れ、なるべく水分を吸わせたくない、加熱したくないたくあんやキムチは上にのせています。ほかのレシピにもありますが、電子レンジ加熱は野菜の色が落ちやすいんです。今回は見た目に“残念感”や“節約感”がないレシピにしたいので、緑色の色味をいかしたい野菜は上のほうにのせるなど、食感も維持できるように並び順を工夫しています」と、松本さんは教えてくれました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム・水沼 一夫)