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鼻の中の乾燥や便秘が気になるときに 秋の潤い薬膳ブレンド茶の作り方

公開日:  /  更新日:

著者:村上 華子

上から時計回りに、フェンネル、はとむぎ、びわの葉茶【写真:村上華子】
上から時計回りに、フェンネル、はとむぎ、びわの葉茶【写真:村上華子】

フェンネルはウイキョウ 消化を促しおなかを温める

〇びわの葉茶の薬膳ブレンド茶

【材料】(約500mlのティーポット分)
びわの葉茶 小さじ2~3
はとむぎ茶  小さじ1
フェンネル ひとつまみ
湯     約500ml

【作り方】
1、ティーポットに茶葉とフェンネルを入れて、湯を注いだら蒸らす
2、茶葉が開いたら、カップに注いで飲む。水筒に入れて持ち歩いても良い

【薬膳の知恵 食材の働き】
びわの葉茶:肺を潤し、乾燥からくる咳を緩和する
はとむぎ茶 :水の代謝を促す。美肌を作る効果も
フェンネル:消化を促し、おなかを温める
※びわの葉茶は「バラ科」の食材です。バラ科の食材によって、痒みなどのアレルギー症状が出る方はお控え下さい。

 薬膳はそれぞれの季節をうまく過ごしながら、未病(病名がつく前の不調)を改善していくのが得意な養生法です。薬ではなく、食材の働きを活用することで、おだやかに毎日コツコツと体に良いことを重ねていけます。毎日の食事を作るのは大変……。という方には、お茶からはじめる養生が手軽でおすすめです。保温性の水筒に入れて、お仕事の合間、お昼ご飯のおともに、薬膳茶を飲んでほっとひと息つきながら、健康づくりにもお役立て下さい!

(村上 華子)