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食費の節約どうすれば? 話題のママが教える賢い買い物法 「特売日のまとめ買い」はデメリットも…

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著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム・水沼 一夫

買い物で避けたい「安いから何か買う」 あると便利な食材は

すき焼き肉豆腐
すき焼き肉豆腐

 もともと買う予定がなかった食材でも、安く売られていると、ついつい買ってしまいがちです。まゆこさんはそれもしないといいます。

「安いから何か買うのは、やめるようにしていますね。豚肉とかだったら考えますけど、たとえばナスがすごく安くて買うとします。でも、その日に食べたい気分じゃないと結局その食材は使わず、食べたい気分になる日まで冷蔵庫で置いた結果、傷んでしまいます。あとは、ナスなら見た瞬間に『今日は麻婆ナスを作ろう』とか思いつくならいいのですが、使い方のイメージが見た瞬間に湧かないものはそのときの気分ではないし、買わないようにしています」

 衝動買いをせず、あくまでもその日に作りたい食材だけを手に入れます。

「踊らされないようにしていますね(笑)。特売日は混みますし、レジに並ぶ時間ももったいないと思ってしまうので、あまり行かないようにしています」という徹底ぶりです。

 普段の買い物でよく買う食材も教えてもらいました。

「納豆とニンジン、タマネギ、キノコ類ですね。納豆は調理しなくてもそのままぱっと食べられるので、今日ちょっと一品足りないなってときに使えます。ニンジン、タマネギ、キノコ類は、野菜の中では保存がきくものなので、炒め物や煮物を調理しているとき、彩りが足りないなとか、ちょっとボリュームが足りないからかさ増ししたいなというときに、冷蔵庫にあると便利なので常にストックはしてありますね」

 まゆこさんは3人家族で、子どもがまだ3歳と小さいです。とはいえ、1か月の食費は「大体3~4万円くらい」というから、かなりの節約上手。休日の外食や米代も含まれています。

 節約をしていても、栄養が偏ってしまったら心配ですよね。まゆこさんの料理は、ただ簡単に作れるだけではありません。野菜が苦手な子どもにも食べてもらえるように、工夫を凝らしています。教えてくれたのは「甘辛ちくラ」「かさましそぼろ」「しっとりのり塩ポテト」の3つのメニューです。

「『甘辛ちくラ』は、ちくわの穴の中にオクラを詰めて電子レンジにかけて、ちょっと甘辛味に仕上げたものです。子どもはたぶん、中のオクラに気づいていません(笑)。ちくわやカニカマがもともと好きなので、けっこう食べてくれます。そぼろは、豚ひき肉に刻んだエノキダケを混ぜて甘辛に仕上げています。細かく刻んでしまうので、エノキダケ感はほぼわからないです。ごはんにのせると爆食いしてしまいますね」

「しっとりのり塩ポテト」は、ウインナーとジャガイモを、青海苔と塩、バターで味付けしたレシピ。「ポテトチップスの海苔塩味のような味になるので、子どもは大好きです。火を使わなければジャガイモ系は煮崩れしないので、調理しやすいと思います」とおすすめしています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム・水沼 一夫)