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観葉植物を枯らさないために 長期の留守中も安心 プロが教える水やりのコツ

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:のなか りえこ

水やり以外の夏ならではの対策 帰宅後の手入れ

帰宅したら少しずつ慣らして日の当たる場所へ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
帰宅したら少しずつ慣らして日の当たる場所へ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 蒸し暑さは、植物にとっても過酷なものです。とくに留守中は家を閉め切るので、蒸し風呂のような状態になってしまいます。可能な限り空気がこもらないよう、換気などを工夫しましょう。

 また、置き場所にも注意が必要です。普段、日当たりの良い場所に置いているものは日陰に移動させ、暑さや乾燥から遠ざけられる場所に置きましょう。温かい空気は上に行くので、棚の上に観葉植物を飾っている場合は下におろします。

 旅行から戻ってきたら、ぜひ早めに植物の状態や土の乾き具合を確認してください。必要に応じて、水やりや葉水を行いましょう。明らかに水切れで植物がしなっと下を向いている場合は、大きくて深めの容器に鉢を入れ、水をたっぷりと吸わせます。大きな容器がない場合は受け皿に水を張り、水がなくなったら水を足す作業を何度も繰り返します。

 置き場所を日陰に変えていた場合は、いきなり日当たりの良い場所に戻さず、少しずつ慣らしてから元の場所に戻すのが理想です。観葉植物は急激な温度差に弱いものが多いので、長期不在にしていた場合は注意しましょう。

(Hint-Pot編集部)

のなか りえこ

フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
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