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日傘を差すのに抵抗が…雨傘でも効果はある? 日傘との温度差を検証してみた
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“災害級の暑さ”が各地で続きます。少し外に出る際も、できるだけ強い日差しを避ける対策が必要です。暑さや紫外線対策として効果の高い日傘ですが、荷物になることや、差すのに少し抵抗があるなどの理由から「雨傘はあるけれど、日傘は持っていない」という方もいるのではないでしょうか。晴れていたと思ったら雨が降るなど、天気の急変が多い夏。手持ちの雨傘でも差してみると暑さ対策になるのか、傘の下の温度を計測することで、日傘と比較してみました。
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炎天下で日傘と雨傘を並べて検証
検証した日の予想最高気温は34度。ところが、手持ちの温度計は40度を計測しました。温度計は種類によって多少の誤差が生じますが、今回はこの温度計を使用するため、屋外の温度を40度として検証を進めます。
【方法】
1. 屋根や日陰のない屋外の物干し竿に、日傘と雨傘を開き横並びに設置
2. 日傘と雨傘それぞれの柄の部分に計測用の温度計を固定
3. 日傘と雨傘それぞれの温度を15分後、30分後、1時間30分後に確認
日傘を差すと、頭頂部の温度が10度前後下がるといった検証結果もあります。今回は、傘を差したときの頭の高さを想定した位置に温度計を固定。また、傘の色が検証に影響しないよう黒にそろえました。
温度計を確認すると、検証開始時の日傘、雨傘の下の温度はいずれも38度でした。