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どうぶつ

里親募集サイトで出会った元保護ねこアリス 「元気でいてくれるだけで毎日幸せ」

公開日:  /  更新日:

著者:猫ねこ部

1歳の「アリス」ちゃん。毛並みが美しい【写真:猫ねこ部】
1歳の「アリス」ちゃん。毛並みが美しい【写真:猫ねこ部】

 ねことの暮らしのアイデアが詰まった「猫ねこ部」がお届けするシリーズ“なないろ猫物語”。大切な家族の一員である、飼いねことの生活のなかで感じたハッピーなエピソードをご紹介します。今回ご紹介するのは、里親募集サイトで出会った1歳の女の子「アリス」ちゃんと飼い主さんの物語。出会った当初は警戒心が強い子ねこで、繊細な性格からか神経性の胃腸炎になったことも。今だから話せる当初の戸惑いと現在のほのぼのとした暮らしについてお届けします。

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避妊手術後には神経性胃腸炎に…繊細なアリスちゃん

 気品あふれるお顔立ちに、思わず触りたくなるふわふわの毛並み。彼女の名前は「アリス」ちゃん。

 飼い主のユチとら(@sweety_alice)さんによると、アリスちゃんの性格は「ツンツンツン……デレ」。素っ気ないことが多いサバサバ系女子アリスちゃんと、ユチとらさんとの出会いは地域の里親募集サイトだったそうです。

 募集当時、生後3か月ほどだったアリスちゃんは、保護されてから3週間弱ほどでユチとらさんの家へやって来ることになりました。

「家にきたばかりの頃、アリスは人馴れしていなくて、しばらくは家中の隠れられる場所に潜んでいました(笑)」

 実家ではねこを飼っていたというユチとらさんでしたが、自分が責任者となってねこを飼うのは初めて。当初は戸惑うことも多かったそうです。

 特にアリスちゃんは、家族以外はNGな超絶ビビりちゃん。生後半年頃に受けた避妊手術後には、手術のストレスからか神経性の胃腸炎になったほどだとか。4日間食べることも飲むこともできなくなり毎日点滴に通ったそうです。5日目にやっとカリカリを食べてくれた時は、本当に安心したといいます。