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災害時に役立つ新聞紙 保温力を高める簡単ひと手間 どれくらい差があるかやってみた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

どちらの方法も温度はすぐさま上昇するも…

巻いた直後から温度がすぐに上昇し始めた【写真:Hint-Pot編集部】
巻いた直後から温度がすぐに上昇し始めた【写真:Hint-Pot編集部】

 計測前の温度は28度ほどでした。30分でどのような変化があるのかを調べます。

 どちらの方法でも、温度はすぐさま上昇しました。3分後には、3回折って巻いたほうが32.5度、くしゃくしゃにしたほうが34.1度に。一度上昇したものの、5分後には3回折ったほうが32.9度、くしゃくしゃにしたほうが33.2度と温度が若干下がりました。

 しかし、30分後には3回折ったほうが32.9度、くしゃくしゃにしたほうが33.9度で落ち着いていました。くしゃくしゃにしたほうが温度が高いことがわかります。

くしゃくしゃにしたほうが保温効果は上がる

 室温がそれほど低くないなかでの検証だったこともあり、大きな差はみられませんでしたが、くしゃくしゃにしたほうが保温効果が高いことがわかりました。また、今回は素肌に巻きましたが、インナーを工夫すればより温かくなると思います。

 新聞紙はさまざまな用途で利用できるので、非常持ち出し袋に入れておいたり、災害時も取り出しやすい場所に備蓄しておいたりすると、万が一のときに役立つでしょう。

(Hint-Pot編集部)