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アイロンがけの手間がかかるワイシャツ 洗濯ネットへの入れ方でシワを減らせるか検証してみた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

使用したワイシャツと洗濯ネット【写真:Hint-Pot編集部】
使用したワイシャツと洗濯ネット【写真:Hint-Pot編集部】

 ワイシャツを自宅で洗濯した際、悩まされるのが「シワ」ですよね。洗い上がりの状態によって、アイロンをかけるときの手間が大きく左右されるため、なるべくシワが寄らないように洗濯を済ませたいところ。そんななか、「洗濯ネットに入れて洗濯する」「洗濯ネットにたたんで入れる」ことで、シワが寄りにくくなるという噂を耳にしました。本当にシワを軽減することができるのでしょうか? 実際に2つの方法で洗濯して、その真相を確かめてみました。

 ◇ ◇ ◇

洗濯ネットを使った2パターンの方法で検証

 洗濯時のひと工夫で、アイロンをかけるときの手間が省けたらうれしいですよね。シワがつきにくいよう、ワイシャツを洗濯ネットに入れている人は多いでしょう。しかし、ただ無造作に入れただけではシワ予防に役立ちません。調べたところによると、いくつかのポイントがあるようです。

・洗濯ネットは衣類1枚につき1枚
・サイズがぴったりと合った洗濯ネットに入れる
・たたんで入れる

 このポイントを守れば本当にシワがつきにくくなるのか、検証します。洗濯ネットは中サイズで目の細かいものを、ワイシャツは綿100%のものを用意しました。

無造作にネットへ入れるとシワが多い

 まずは無造作に洗濯ネットへ入れる方法を検証。整えずに折りたたみ、ぐちゃっと丸まった状態で洗濯ネットに入れます。ほかの洗濯物は一切入れず、ワイシャツのみを洗って検証を行いました。

ワイシャツの形を整えず洗濯ネットに入れた状態【写真:Hint-Pot編集部】
ワイシャツの形を整えず洗濯ネットに入れた状態【写真:Hint-Pot編集部】

 無造作に洗濯ネットに入れて洗濯したワイシャツは、全体的にシワが多い印象です。

無造作に洗濯ネットへ入れ、洗い終わったワイシャツ【写真:Hint-Pot編集部】
無造作に洗濯ネットへ入れ、洗い終わったワイシャツ【写真:Hint-Pot編集部】

 中央の部分のシワがとくに目立ちます。深いシワも多く、しっかりアイロンがけをする必要がありそうです。

無造作に洗濯ネットへ入れて洗濯したワイシャツの中央部分と袖口【写真:Hint-Pot編集部】
無造作に洗濯ネットへ入れて洗濯したワイシャツの中央部分と袖口【写真:Hint-Pot編集部】

 袖にもたくさんの折りジワがついています。ハンガーにかけて乾かす前にパンパンとはたき、シワが残らないようにしてみたものの、かなりのシワがある状態です。