カルチャー
原宿の混雑ぶりに驚いたオーストラリア人 アニマルカフェで「Kawaii」を堪能
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いまや世界有数の人気観光地になっている日本。さまざまな国から多くの人たちが、この国の文化や自然、食などを体験するため各地を訪れています。外国人観光客は、日本で何を楽しみ、どんなものを持ち帰ろうとしているのでしょうか。国内外を問わずたくさんの観光客が訪れる、東京都渋谷で出会ったオーストラリア人に話を聞きました。
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混雑する原宿の「距離感のなさ」に驚き
渋谷といえば、道玄坂や宮益坂、金王坂(こんのうざか)といった坂に囲まれ、すり鉢状の地形が特徴的なエリア。表参道や原宿、代官山といった人気スポットも近く、街歩きを楽しみながら、足を延ばして訪れる人も少なくありません。そこで出会ったのが、オーストラリア人のデールさんです。
恋人のテイラさんと初めての日本旅行中で、すでに大阪、京都、神戸、鈴鹿、伊勢、富士山など、さまざまな土地を訪れたといいます。そんなデールさんにとって、東京都内の人気スポットの混雑ぶりはインパクトが大きかったそう。
「訪れた場所では、大阪が良かったかな。大阪は東京よりもはるかに観光客が少なくて、もっと空いているからね。今日は原宿に行ったんだけど、すごい人の多さで、持っている荷物が人にバンバン当たるんだ。距離感のなさに驚いたよ。オーストラリアではパーソナルスペースは守られるから、この混みようには本当に驚いたね」
世界で通用する「Kawaii(かわいい)」を象徴する街として、日本のポップカルチャー好きな外国人を惹き付けるスポットのひとつである原宿は、竹下通りなど人の密集度が高い場所。慣れている日本人でも、すれ違う人と接触せずに通り抜けるのはかなり困難です。
アニマルカフェでかわいいフェネックと対面
人との距離感にカルチャーショックを受けたデールさんですが、原宿では「Kawaii」をしっかり体験したそうで、撮った写真をスマートフォンで見せながら目を輝かせました。
「アニマルカフェの『原宿かわいい動物園』に行ったんだ。YouTubeで紹介している人がいて、行きたかった場所。フェネックギツネとかがいて、それはもう本当にかわいかったよ! 30センチくらいしかなくて、猫みたいな大きさなんだ」
日本人にも人気の「猫カフェ」をはじめ、フェレットやミーアキャット、ハリネズミ、フクロウなどの動物とふれあえるアニマルカフェは、外国人観光客にも大人気。かわいい動物の癒やし効果は、国境を超えるようです。
(Hint-Pot編集部)