どうぶつ
段ボールの“ねこ神社”に身を潜めるねこ 飼い主が手を出すと“天罰”下るも「ご褒美」の声
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“ねこ神社”と書かれた段ボール箱。その隙間からは、ねこのシッポの先端が見えています。飼い主さんは“奉納”の文字の前に魚のぬいぐるみを献上し、シッポを軽くつかむと、鈴緒(すずお)を振るようにフリフリ。すると、思わぬ“天罰”が下ってしまいます。X(ツイッター)で2.2万件もの“いいね”を集めた投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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“参拝”に来た飼い主さんに手厳しい罰を与えたエマちゃん
今回の主役は、ラガマフィンの女の子「エマ」ちゃん。飼い主さんのおうちでノルウェージャンフォレストキャットの「レイ」くんと、ミヌエットの「ノーマン」くんと暮らしており、Xアカウントのフォロワー6.2万人という人気者です。
飼い主さんは、3匹の日常をユーモアたっぷりにXで紹介しています。これまでもたびたび大きな注目を集めており、エマちゃんがセミのように網戸に張り付いたり、テレビの上からにょきっと生えたりする姿などで多くの人を笑顔にしてきました。
今回は、お手製の“神社”が題材です。段ボールの上下には、マジックで“ねこ神社”や“奉納”の文字が、左右の内ブタにはねこのイラストが描かれています。エマちゃんは、そんな段ボールの中に入ってくつろいでいました。
そこへ“参拝”しようとやってきた飼い主さんは、まずお供え物の魚のぬいぐるみを献上。入り口からちょこんと出ているエマちゃんのシッポを、鈴緒を振るように優しくつかんでフリフリすると、鈴の音のBGMが鳴り響きます。
次の瞬間、くるっと体勢を変えたエマちゃんが入り口から顔を覗かせ、飼い主さんの手をガブリ。「イターイ!」という合成音とともに、飼い主さんはそっと手を引っ込めました。
飼い主さんは、そんなコミカルな動画に「ねこ神社でお参りをしたら天罰が下りました」とメッセージを添えてXに投稿。ショートコントのようなエマちゃんと飼い主さんのやりとりに、2.2万件の“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)には「私も“参拝”したい」「笑っちゃダメな場所で見ちゃダメだった 変な声が出ちゃいました」「ご利益でしかない」「“天罰”ではなくご褒美です ありがとうございます」「ねこ神様、厳しい」など、“ふたり”のおもしすぎる応酬に熱狂する声が。
また、「シッポ触っても甘噛みとは、エマちゃん優しいですね」とのコメントに対して、飼い主さんは「昔からエマは絶対マジ噛みはしないですね」と返答しています。
ねこ神様からたしなめられた飼い主さん その後の様子は…?
飼い主さんによると、エマちゃんは最近、この段ボール箱をとても気に入っているそうです。
「この日もエマが中でくつろいでいるのを見て、ふと神社風にしてみたくなり、シッポを鈴緒に見立てて参拝しました(笑)。魚系は大好きなはずだったのですけどね(笑)」
普段、マグロ味のごはんやおやつに目がないというエマちゃん。飼い主さんは、魚のぬいぐるみを献上すれば喜んでもらえると思ったそうですが、どうやら“偽物”には興味がなかったようです。エマちゃんに許してもらうことはできたのでしょうか?
「しばらく箱の中から出てこなかったので、お詫びにおやつをあげて仲直りしました」
動画には、“ねこ神社”のそばでエマちゃんと飼い主さんのやりとりを不思議そうに見つめるノーマンくんの姿も。おもしろエピソードに事欠かないエマちゃん、レイくん、ノーランくんから、今後も目が離せませんね。
○取材協力:ネコランド(@NEKOLAND13)さん
(Hint-Pot編集部)