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海外と日本のホテルはこんなに違う! 元添乗員がすすめる必ず持っていきたいアメニティ
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ヨーロッパはソープ1種類のみ ティッシュもない!
添乗員時代、一番訪れていたのがフランス・パリでしたが、ツアーでは便利な20区内(いわゆるパリ市内)でありつつも価格はほどほどのホテルを利用することが多く、いわゆるシティ&ビジネスランクのホテルに泊まっていました。そういったホテルのアメニティは、ボディソープ兼ハンドソープのソープ1種類が壁にドンと備え付けてあるだけ。ほかは紙コップ、バスタオル、バスマットのみ。フェイスタオルはおろか、コンディショナー、歯ブラシ、ヘアブラシもありません。また、トイレットペーパーはあっても、部屋にティッシュペーパーは用意されていないのが一般的です。
歯ブラシ、コンディショナー、洗顔料は必須アイテム
たった数泊、石けんひとつあればまかなえると言えばそうですが、快適に過ごすためにも、やはり最低限のアメニティは生活必需品として欲しいところ。次のアイテムは、お客様に決まってご案内していた「必ず持っていきたいアメニティ」です。
・メイク落とし、洗顔料
・化粧水、美容液、乳液、ボディクリームなど(普段のスキンケアに必要なもの)
・ヒゲ剃り、カミソリ
・歯ブラシ、歯磨き粉
目新しいものではないですが、これすらないホテルもあるので、マストアイテムとして用意していくと安心です。かつ、私は今も海外に行く際、ボックスティッシュ(箱ではなくソフトパック)とワセリンを必ず持っていきます。ポケットティッシュはあっという間になくなってしまって心もとないのと、ワセリンはリップ、顔、体のどこにでも使えて、最終的に万能だからです。
海外でも、高い宿泊料を払えばそうしたアメニティグッズがあるのは当然。ただ、日本は安いホテルであってもそれなりにきれいで、ひと通りのアメニティや設備がそろっているところがポイントです。平均レベルは総じて高いと言えるのではないかと思います。
(Ana)
Ana(アナ)
旅アドバイザー&トラベルライター。学生時代から海外旅行に魅了され、これまで世界約50か国をめぐってきた大の旅好きで、海外添乗員として活動していた経験もある。行った旅の数と比例して、経験してきたトラブルや事件は数知れず。コロナ禍を経て、再び海外へ飛びながら旅に役立つ情報、異文化を楽しむ知恵などを日々発信中。