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10月18日は「冷凍食品の日」 冷凍食品の気になるあれこれをメーカーに聞いてみた
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商品開発の苦労も 普段の食卓やお弁当に冷凍食品を取り入れるコツとは
――冷凍食品の商品開発で、苦労するのはどういった点でしょう?
「主力ブランドの『お弁当にGood!』シリーズは、着色料、保存料、化学調味料を使わない冷凍食品。食材偽装問題や異物混入などの事件が多発していた2000年頃、食の安全・安心に対する意識の高まりを受けて開発しました。同シリーズでは保存料の代わりに天然ビタミンCが豊富なアセロラ濃縮果汁を加えることで、自然解凍OKのおかずもラインナップしています。
その開発の過程で最も苦労したのは、原材料の時点でも着色料、保存料、化学調味料を使わないよう徹底すること。たとえば、マーガリンやバターといった加工食品に着色料を使っているものもあります。原材料にもこれらが入らないよう、食材をご提供いただく生産者さんそれぞれと対話しました」
――冷凍食品の便利な使い方を教えてください。
「食品添加物を避けたい場合、素材をそのまま冷凍した商品もおすすめです。洗う、切る、ゆでるといった工程が済んでおり、冷凍した状態のまま調理に使うこともできるので、時短で調理したい方にも便利。冷凍野菜は自然解凍も可能ですが、電子レンジでの温めや、熱湯をかければ、短時間でおいしさを損なわずに解凍できます」
――お弁当や日々の食事で冷凍食品を使い、栄養バランスを良くするコツはありますか?
「から揚げやトンカツなどのお惣菜系の冷凍食品は、そのまま食べてももちろんOKですが、冷凍野菜を加えると簡単に栄養バランスを向上できます。
そのほか手軽に野菜を摂取する面では、カレーやシチューを作る際に鍋に水と冷凍野菜を加えて中火にかけ、野菜が解凍されたらルーを加えるのもおすすめ。火が通りにくい野菜も、冷凍野菜なら煮込む時間を短縮できます。忙しいなかでも家族で食卓を囲む時間が少しでもゆったりしたものになるよう、ぜひ手軽で便利な冷凍食品を活用してください」
忙しいときには時短になるほか、価格が安定している冷凍野菜などは家計の助けになることも。日々の食卓やお弁当に、冷凍食品をうまく取り入れていきたいですね。
(Hint-Pot編集部)