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“ヨン様”ブームを巻き起こした「冬ソナ」から20年 ロケ地となった春川の今

公開日:  /  更新日:

著者:鄭 孝俊

「冬ソナ」ブームから20年。ロケ地の思い出めぐり【写真:鄭孝俊】
「冬ソナ」ブームから20年。ロケ地の思い出めぐり【写真:鄭孝俊】

 韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本で放送されて20年。2002年に韓国のKBS(韓国放送公社)で放送された同ドラマは、翌年に日本上陸。2003年に日本のNHK衛星、2004年にNHK総合で放送されると熱狂的なブームを巻き起こし、「冬ソナ現象」が日本を席巻しました。主演の“ヨン様”ことペ・ヨンジュンさんが初来日すると、羽田空港には出迎えのファンが集結。その数、約5000人と報じられるほど空前の熱気に。「冬ソナ」は日本での韓流人気のきっかけとなり、今日の韓国エンタメ人気へと続いています。金字塔となった「冬ソナ」のロケ地は、当時多くの日本人ファンでにぎわいましたが、20年経った今はどうなのでしょうか。現地を歩いてみました。(取材・文=鄭孝俊)

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ソウル市内にも残るロケ地の代表格・ソウル中央高校

 韓国ソウル市内に残る「冬ソナ」の有名ロケ地が、ソウル中央高校です。美しい古典的ゴシック建築で、絵に描いたような庭があり、「史跡第281号」(韓国の文化遺産保護制度「大韓民国指定史跡」のひとつ)に指定されました。

 高校時代のチュンサン(ペ・ヨンジュン)とユジン(チェ・ジウ)はソウル市内から北東約75キロの位置にある春川市の高校に通っている設定でしたが、実際にはソウル市内でロケが行われました。チュンサンやユジンがいた面影が残るこの高校は、ファンにとってはまさに聖地。当時は多くのファンが訪れましたが、現在は近くにある世界遺産「昌徳宮(チャンドックン)」や隣接する「北村(プッチョン)韓屋村」に多くの外国人旅行者が集まっています。

中央高校の正門隣にある文具店兼お土産店には、セピア色になった“ヨン様”の写真が飾られている【写真:鄭孝俊】
中央高校の正門隣にある文具店兼お土産店には、セピア色になった“ヨン様”の写真が飾られている【写真:鄭孝俊】

 ひっそりと佇む中央高校の正門横には文具店を兼ねた土産店があり、K-POPアイドルの写真に混じって“ヨン様”がにっこりと微笑んでいました。ただ、その写真は時間の流れを感じさせるセピア色になっており、店の女性は「最近は日本人客をほとんど見かけなくなりました」と肩をすぼめます。