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お出かけ

元添乗員が実践! 長時間フライトを快適に過ごすための小技

公開日:  /  更新日:

著者:Ana

長時間のフライトを快適にする工夫とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】
長時間のフライトを快適にする工夫とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 長時間のフライトが海外旅行においてネックになるという人も多いでしょう。世界約50か国以上を旅した元添乗員で、旅アドバイザー&トラベルライターのAnaさんによる連載。前回は機内に持ち込むべきマストアイテムを紹介しましたが、今回は過ごし方についてです。旅のプロ・Anaさんが行き着いたという、機内で快適に過ごすためのちょっとしたアイデアとは。

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真っ先に水筒の水かお湯で乾燥対策&リラックス

 機内に入って真っ先にやるのが、水筒に水またはお湯をもらうこと。国際線の機内へ液体を持ち込む場合は100ミリリットル以下となっていますが、空の入れ物ならOKなので、もちろん500ミリリットルの水筒も持ち込めます。

小分けにしたティーバッグも数種類【写真提供:Ana】
小分けにしたティーバッグも数種類【写真提供:Ana】

 飛行機の中は、安全上の理由から湿度が20%以下に設定されています。砂漠でも20~25%といわれているので、それよりも低い機内は想像以上にカサカサの状態。フライト中は定期的に水を配ってくれますが、寝ていてもらいそびれたり、自分が欲しいときに来なかったりすることもあります。そのため、水分を手元に置いて、常に飲める状態にしておくのがベストです。自分でペットボトルを買わなくても、水筒があれば入れてもらえます。また、エコの観点からか、海外の空港はウォーターサーバーを設置しているところも多いので、乗り継ぎの際に飲料水を確保するのにも便利です。

 さらに、魔法瓶タイプなら保温効果もあるのでお湯もOK。機内の温かい飲み物は、たいていコーヒーか紅茶、あっても微妙な味の緑茶、ほかにはココアなど甘い系しかありません。お湯をもらって自分の好きなティーバッグを持参しておけば、いつでも好きなお茶が飲めます。私は、ほうじ茶やノンカフェインのルイボスティーなどがお気に入りでした。湯気を顔の近くに当てれば、簡易スチーマーにもなります。