Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「プリンセスになりたいだけの平凡な男子です」 憧れ抱いた23歳がアリエルになるまで

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

「誰だってプリンスにも、プリンセスにもなっていいんです」

自分磨きに余念のないにこさん【写真提供:にこ(@nicodisney_)さん】
自分磨きに余念のないにこさん【写真提供:にこ(@nicodisney_)さん】

 にこさんはライフワークとして、「ディズニーコーデや、自分に似合うカワイイを追求」を掲げています。改めて、その思いについて聞きました。

「僕はプリンセスのようにかわいくなりたいだけの、普通の男性です。スカートをはきたければはいたらいいし、女の子も気分でかっこいいジーンズをはけばいいし、メイクはしたいようにすればいい。自己表現に男女も年齢もありません」と強調します。

 そのうえで、「大事なことは人に迷惑をかけないこと! 相手の気持ちを考えて行動することは人として当然のことなので、それさえ守れば誰もが自由に生きていいと思います。マイノリティーだけでなく、誰もが不自由なく生き、手を取り合っていける世の中になることが理想です。そういう意味では、プリンセスになりたい男子というのは、皆さんと同じように夢があるだけの、平凡な一人に過ぎないと思います。誰だってプリンスにも、プリンセスにもなっていいんです。何にも恥じることなどないですから」と語ります。

 憧れや夢は誰もが自由に持っていい――。にこさんの生き方に勇気付けられている人もいます。にこさんは最後に、自分らしさを大事にすることへのメッセージを寄せてくれました。

「僕は夢を叶えましたが、実は何も難しいことはしてません。毎日ほんのちょっとだけ勇気を出して、自分の気持ちを大切にしてみただけなんです。

 思い切って買った化粧品は、気づけば棚を多い尽くすほど増えてたし、人前ではけなかったスカートは、いつからかハンガーにかかってた。

 それでも、気がついたら、夢も叶ってました。大丈夫。あなたの夢もきっと叶うと僕は信じてます。

 僕が大好きなディズニーの世界では、信じるところから物語が始まるんですよ。

 あなたはどうしたいですか?」

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)