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「プリンセスになりたいだけの平凡な男子です」 憧れ抱いた23歳がアリエルになるまで
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「誰だってプリンスにも、プリンセスにもなっていいんです」
にこさんはライフワークとして、「ディズニーコーデや、自分に似合うカワイイを追求」を掲げています。改めて、その思いについて聞きました。
「僕はプリンセスのようにかわいくなりたいだけの、普通の男性です。スカートをはきたければはいたらいいし、女の子も気分でかっこいいジーンズをはけばいいし、メイクはしたいようにすればいい。自己表現に男女も年齢もありません」と強調します。
そのうえで、「大事なことは人に迷惑をかけないこと! 相手の気持ちを考えて行動することは人として当然のことなので、それさえ守れば誰もが自由に生きていいと思います。マイノリティーだけでなく、誰もが不自由なく生き、手を取り合っていける世の中になることが理想です。そういう意味では、プリンセスになりたい男子というのは、皆さんと同じように夢があるだけの、平凡な一人に過ぎないと思います。誰だってプリンスにも、プリンセスにもなっていいんです。何にも恥じることなどないですから」と語ります。
憧れや夢は誰もが自由に持っていい――。にこさんの生き方に勇気付けられている人もいます。にこさんは最後に、自分らしさを大事にすることへのメッセージを寄せてくれました。
「僕は夢を叶えましたが、実は何も難しいことはしてません。毎日ほんのちょっとだけ勇気を出して、自分の気持ちを大切にしてみただけなんです。
思い切って買った化粧品は、気づけば棚を多い尽くすほど増えてたし、人前ではけなかったスカートは、いつからかハンガーにかかってた。
それでも、気がついたら、夢も叶ってました。大丈夫。あなたの夢もきっと叶うと僕は信じてます。
僕が大好きなディズニーの世界では、信じるところから物語が始まるんですよ。
あなたはどうしたいですか?」
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)