外国人観光客の多くが期待するのが、日本の食文化。気温が下がってくるこの時期は、温かい鍋で日本の情緒を味わってもらいところです。初めて日本を訪れ、各地でさまざまな日本食を体験したというフランス人カップルは、一番おいしかったものにある鍋料理を挙げました。ふたりが気に入った鍋とは。

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「料理の仕方が違うよね」　日本の調理方法を堪能

　都心にありながら広大な森を有する名所として、訪日外国人にも人気スポットになっている明治神宮。そこで出会ったのが、ティボーさんとアクセルさんのフランス人カップルです。

　日本に来るのは初めてというふたり。日光や金沢、京都など各地に足を運び、22日間の滞在予定も残りわずかだといいます。そして、さまざまな地で風景とともに、日本の食事を楽しんだそうです。

　トンカツやお好み焼きなどに加え、グルメな外国人に大人気の神戸牛も味わったと話すふたり。アクセルさんが最も気に入ったのは「日本のカレー」だそう。一方、ティボーさんは季節を問わず日本人に愛される、ある鍋料理を一番に挙げました。

「日本食では、しゃぶしゃぶが一番好きかな。フランスにもしゃぶしゃぶのようにお肉を楽しむ料理はあるんだけど、もちろん料理の仕方が違うよね」

　実際にお店で食べてみて、シンプルで作りやすいと感じるようで、自宅でチャレンジする外国人も少なからずいるのだとか。ティボーさんも今回の旅で、日本のしゃぶしゃぶがとても気に入ったようです。帰国後もまた味わいたいと考えていると教えてくれました。

「日本食店が並ぶ、日本ストリートみたいなのがパリにあるから、もしかするとそこでも食べられるのかもしれないな」

　フランスへ帰ってからも、ぜひ日本の味を思い出して、おいしいしゃぶしゃぶを楽しんでくださいね。

（Hint-Pot編集部）