テーマは“ラクうま”　食事の満足度を上げる工夫も

　そして最後は、「豚肉とれんこんのトンテキ」です。とんかつ用の豚ロース肉を使用し、ボリュームもたっぷりなおかずです。

「豚肉だけじゃなくて、れんこんを一緒に焼いて同じ味付けで最後に絡めちゃおうっていうレシピです。これも簡単にできて、かなり満足感のあるメニューです」

　これも2品献立を想定した料理で、食べごたえを出すために、れんこんを選びました。

「2品献立だとどうしても使う食材数は減ってしまいますし、ちょっと量が足りないと感じる方もいるかと思うんです。そこで、野菜の中でも満足感が得やすく歯ごたえもよいれんこんを入れてみました」

　付け合わせはお好みで。キャベツやレタス、ミニトマトなどさっぱりした生野菜が合いそうです。

　著書には、“手抜きに見えない手抜き献立“が5週分101品掲載され、火を使わない副菜など、“ラクうま”をテーマに忙しい人には大助かりなメニューが並んでいます。

「料理は毎日のことなので、ストレスなくできるヒントになればうれしいです」と、晩ごはん食堂さんは結びました。

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）