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共働き2児子育てに励むママがゆとりができた朝に作った和食 小2息子の「あっ!コレ」にネットほのぼの&爆笑

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

和朝食が“歴史的な食事”に見える?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
和朝食が“歴史的な食事”に見える?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 夫婦共働きで2児の子育てに励むママが、気持ちにゆとりができた朝に作った和の朝食。普段はパン派ですが、麦ご飯に焼き鮭、豆腐とわかめのみそ汁にたくあんを添えました。すると小2の息子が、以前に見たことがあると言って持ち出してきたのは、意外なものでした。家族みんなで大爆笑。日常のほのぼの風景を紹介したSNSが話題を集めました。投稿者のkomiru(@komirustudy)さんに話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

「たまたま週末買い出しに行ったスーパーでセールになってた鮭の切り身を買ってあったので…」

「いつも朝ごパンのkomiru家だが、今朝は私の気分が良かったので珍しく麦ご飯炊いて鮭なんか焼いて漬物つけたりして和の朝ご飯にしたところ、チビが『あっ!コレ『はじめての歴史えほん』にあったよ!』って見せてくれたのコレ」

 息子さんが見せてきたイラストには「位(くらい)の低い役人の食事」とあります。玄米のご飯、イワシの煮付け、海藻のみそ汁に、カブの塩漬け、キュウリの酢の物、そして塩が描かれています。

 これは、「はじめての 日本のれきし えほん」(作:溝口イタル 監修:山本博文 パイ インターナショナル刊)の1ページでした。

 食事メニューへの“意外な指摘”は、言い得て妙です。X(ツイッター)の投稿は1.8万件の“いいね”を集める反響ぶりで、「吹き出しましたぞ」「爆笑」「現代では最高の朝食ですね」「昔の日本の『位の低い役人の食事』が現代では『意識が高い人の食事』になっている件」「今や意識高い人のご飯ですよ!栄養満点!」などのコメントが。ほっこりした人が多いようで、共感の声がたくさん寄せられています。

 休日の朝にちょっと張り切って朝食を作ったそう。komiruさんに当日の様子を聞いてみました。

「平日の朝は子ども2人を送り出さなくてはいけないし、主人と私は仕事なのでバタバタと時間の余裕がないので、いつもはパン食で、1枚皿とフライパン1つで済ませてます。

 和食は…食器も茶碗とお椀・小皿など1枚皿では済みませんし、しかも魚にした瞬間に洗うのが面倒なグリルを使います。調理道具もグリルの他、包丁とまな板・鍋・炊飯器・しゃもじ・みそこし・菜箸などを使いますし、とても休日でないと無理なので。

 本当にたまたま週末買い出しに行ったスーパーでセールになってた鮭の切り身を買ってあったので、また、その日は出かける用事もなく気持ちに余裕があり、『休日の朝なら少々朝ご飯の時間が遅くなってもいいやー』と思い、和食にしました」とのことです。

 作ったメニューは4品。れきしえほんで紹介されている“役人ご飯”は6品もあり、「2皿少なかったです(笑)。調理ポイントは…ないです! グリルで魚を焼き、炊飯器で麦ご飯を炊き、その間に豆腐とわかめを切ってみそ汁を作り、たくあんを切りました」と、シンプルな調理だったことも教えてくれました。