「下の子以外の家族で『チビくん、それはあんまりだよー！』と大笑いになりました」

　小2の息子さんの発言について、kmiruさんは「多分下の子は家で朝からみそ汁が出てくる朝ごはんを食べたのは初めてだったと思うので、珍しい！　と感じ、そう言えば本にこれと似たような絵があったな？　と思い出したのだと思います」と推し量ります。

　それに、まだ小学校低学年です。「『位』の意味が分かってないので、ただただ並べられた皿と食事の内容を見て悪気なく、『あ、コレ前に本で見たのと同じだね！』ってニコニコ持ってきてるので…無邪気さゆえの発言と行動で苦笑いするしかなかったです」。

　家族の食卓はより一層明るくなったそうで、「現代ではパン食より和食のほうがある意味『ていねいな暮らし』と言われたりしますし、いつものパン食より明らかに時間をかけて作ったわけなんですが、『位が低い役人の食事』というパワーワードのおかげで、私のかけた時間や、ちょびっと余裕のある優雅な気持ちがすこーんと吹っ飛んでいきました。下の子以外の家族で『チビくん、それはあんまりだよー！』と大笑いになりました」と振り返ります。

　komiruさんは中高一貫校に通う高1長女と小2長男の子育て中。「上の子が塾なしで中学受験したので、その頃の大変だったあれこれをブログに綴りXで発信していましたが、今は子どもたちと自分の日常メインにつぶやいています」と言います。

　今回のほっこりな出来事は、親子の有意義な会話にもつながったそうで、「理解できたかどうか分からないですが、その後『役人』とか『位』についてだったり、昔の食事と現代の食事について下の子と話したので、学びの良いきっかけにはなりました」とのこと。komiruさんは「日常のちょっとしたことをつぶやいただけなので、まさかこんなにたくさんの人に笑ってもらえるとは思わず、びっくりしました。子育てしていると、怒ったり愚痴ったりすることも多々ありますが、なるべくたくさん笑って、楽しい子育てライフにしていきたいです」と、前を見据えています。

○komiruさんのブログ「ハイブリッド型 中学生受験」：https://komiru-study.com

（Hint-Pot編集部／クロスメディアチーム）