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鍋底にそばがくっつく 湯にたった1つ飲み物を入れるだけ 解消できるか試してみた
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大晦日の食べ物といえば、年越しそば。自宅でそばをゆでて食べる人も多いでしょう。しかし、そばをゆでたものの、ザルにあげた際に鍋底にそばがくっついて、取りにくい経験をしたことはありませんか? また、そば同士がくっついてしまうとモソモソとした食感になり、おいしく仕上がらないことも。そこで今回は、ゆでたそばがくっつかない裏ワザを試してみました。
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そばをスムーズにゆでるのは意外に難しい?
そばはパッケージの記載通りにゆでても、鍋の大きさや火力、ゆでているときのほぐし具合などの違いで、鍋底にくっついてしまったり、麺同士がくっついてしまったりすることがあります。ちぎれやすいので取るのに手間がかかり、こびりついてしまって、後片づけが面倒になる場合も。
実際に、乾燥そば2束をゆでてみました。大きめのステンレスの鍋に、パッケージに記載されている量の湯(2リットル)を入れて、時間通りにゆでます。
途中、菜箸を八の字に動かして、そばをほぐすようにしてゆでるなどしましたが、ザルにあげると鍋底にくっついていたり、そば同士がくっついたりしていました。スムーズにゆでるのは、意外に難しいことがわかります。
裏ワザでは鍋の湯に牛乳をプラス
そこで、くっつかないようにそばをゆでる裏ワザに挑戦してみました。使うのは牛乳です。前述したのと同じ条件でゆでる準備をし、そこに牛乳(1/4カップ)を入れます。
一瞬、ほのかなミルクの香りと鍋の湯が白いことが気になりましたが、いつも通り乾燥そばを鍋に投入してゆでます。湯に牛乳を入れると吹きこぼれやすいので、注意が必要です。
いつもと同じ時間でゆであがり。そばを一気にザルにあげます。そばをゆでていた鍋底を見ると……鍋底にそばは1本もくっついていません。
しかも、そばは鍋からザルへ流れるように移動。ザルにあげたあとも、そばがくっつく様子はありませんでした。また、いつも通りにゆでたそばより、裏ワザのそばのほうがほぐれやすい印象です。